カテゴリ:ハードウェア
RAVPower 14000mAh 改良版ジャンプスターターについて書いてみる。
■このジャンプスターター 14000mAhのジャンプスタータ-、普通のモバイルバッテリーよりは大きい。ケースに付属品と一緒に入っており持ち運びに便利。モバイルバッテリーとしても使える。 上部には、バッテリー残量や動作を示す小さな液晶パネルがある、ボタンを押したときにはバックライトも付くため、状態を確認しやすい。 ■充電 付属のACアダプターやシガライター充電ケーブルで充電。これは電圧が高いので比較的短い時間で充電される。microUSBポートを持っていて、家庭ではAC接続USBチャージャーで気軽に充電できる製品もあるが、電圧が低いので充電に時間がかかる。 ■ジャンプスターターとして使う 本来のジャンプスターターとして使ってみる。バッテリーが死んでいる使えないものに交換してみた。当然のことながらセルモーターは回らない。 付属のバッテリー接続ケーブルは、「改良型」ということで、電流、低電圧、逆充電、ショート、逆極性など安全性を考えて作られたものが付属する。セルモーターが回せる状態であれば緑色が点灯する。死んだバッテリーで低電圧ということで負荷がかかっていないため、スタンバイ状態と判断されて赤と緑が交互に点滅し、出力されないためセルモーターを回せる状態になっていなかった。 ケーブルのボタンを長押ししたところ、緑色LEDが点灯してジャンプスターターから出力されるようになり、一発でエンジンがかかってしまった。安全性のために状態を確認しているところに感心してしまった。しかし、このボタンを知らない場合は「なぜセルが回らない」ということになってしまう点に注意。 ジャンプスターターの残量表示のLEDはまったく変わっていない。一度ジャンプスターターを充電しておけば何度でもエンジン始動が可能である。 ■USBモバイルバッテリーとして使う このジャンプスターターは、USBポートが2つあり、接続された機器に合わせて多く電流を流して充電できるスマート機能があり、ポート当たり5V/2.1A出力できる。EBD-USB+というPCでコントロールして状態を確認できるハードウェアとソフトウェアで確認したところ、2.7A程度まで出力でき、その後はシャットダウンした。 出力は規定の2.1A以上を取り出しす能力があり、過電流に対しての保護機能があることも確認できた。これだけあればタブレットやスマートフォンは十分に充電できる。付属のmicroUSBケーブルは2つあるので、Androidなどは同時に充電できる。 ■懐中電灯として使う ランプボタンを長押しすると、LEDが点灯して懐中電灯として使える。もう一度押すと点滅、さらに押すとSOSの信号で点滅する。十分に明るい。 ■総合評価 今までバッテリー上がりは何度も経験している。ブースターケーブルを使って他の車と接続したり、急がないときはバッテリー充電器で充電したりしていた。それの時間と手間を掛けずに、コンパクトなジャンプスターターにより簡単にエンジン始動ができてしまうのは感動する。モバイルバッテリーとしても使えるのも良い点である。 特に安全性を考えたバッテリー接続ケーブルが付属するのは安心感がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.29 22:08:10
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