以前、「友達0人だと、美容師さんとの会話弾まないよね」のタイトルでも書きましたが、自分はとにかく会話が続きません。別に美容師さんに限らず、ほとんど全ての人と1分以上会話を続ける能力が無いです。
初対面の人には、せっかく向こうから世間話をされても「ええ、そうですねー」みたいな相槌だけに終始して、向こうの話が終わった途端静まり返り、まるで放送事故のような緊張タイムに突入します。
そして「しまった、こんな事ならあの時ああいう風に話をつなげばもしかしたら、向こうのツボに入ってどんどん話が拡がり、今こんな恐怖を味わなくても良かったのに(>_<)」と心の中で後悔するのに忙しいので、次の話題を考える暇なんてありません。
暫くしてさすがに先方も気まずいのか、また新たなネタを提供してくれます。よし今度こそ次につながるセンスのある返事を返すぞと思っている筈が出てきた言葉は「なるほどー」とまたただの相槌で終了。
我ながら自分の会話の引き出しの無さにウンザリします。
そして家に帰ってからまた対人トラウマが一つ増える訳です。
しかし、よく知っている人なら会話が続くのかと聞かれると、これもノーです。
盛り上がる何か面白いエピソード無かったかなーと考えるのですが、このネタって今日ここで言う話かなー?と思うと「うーんそれほどオモロイ話でもないな」とか考えているうちに相手の話も終わり、またしても沈黙タイムとしゃれ込みます。
昔、学生の頃、同級生と二人で居酒屋で飲んでいた時に2時間くらい向こうの話題100に対して自分の話題0の割合で会話(というか頷きロボット?)してた時にお店のウェイトレスが自分につまみを持ってくるついでに「君、全く喋らない人だね」って言われた事があります。
全く知らないウェイトレスにも関わらずなんですが、余程「変わってるなーコイツ」と思ったので、お店の人という立場を忘れて言わざるを得なかったのでしょうw
奥さんにも自分に対して何か話しかけられた時に自分が「へーっ」としか返さなかった時に「へーっだけ?<(`^´)>」と怒られる事がよくあります。(当たり前ですね)
よくカフェやレストランでカップルやグループ等問わず、一瞬の沈黙も無くマシンガントークを続けている人達を見かけますが、スゲェなコイツらと本当に尊敬します。
きっと自分の100倍位頭の回転が速くて、しかも一つの趣味に対しても相当深い造詣が有り、且つ芸能スポーツネタも幅広く網羅してる濃密な人生を送っているに違いないと思うとリスペクトせずには居られません。
でも、決して近づきたくない人々でもありますけどね。
やっぱり、一人の楽さに勝るものはありません。
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