[詩396]パンドラの箱 | 言葉と呼吸

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パンドラ

 詩と文学 396

 
 

熱くて火傷するのではなくて

触れてはいけないものに触れてしまうから

火傷をしてしまいます。

でも、触れることで起きる化学変化もあります。

知ってはいけないものを知って 後戻りできなくなったり

開けてはいけないものをあけて お年寄りになったりするけど

どこか最後に希望という落し物が。

パンドラの箱、不思議ですね、

傷は治るけど 痕が残ります。

傷は遺るけど 癒えてしまいます。

 

 

 
 

 

[解説]

 

触れるから火傷するって当たり前の事だけど奥深い

さらに触れちゃいけないものだから火傷するってのも。

でも、焼いた野原から新しい芽がでるのって

なんだかパンドラの箱に思えて不思議が感じがします。

 
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