水泳のスポーツ障害⑧|スイマーズショルダー予防 | スポーツ障害専門カイロプラクティック心【伊勢市 スポーツ整体 カイロプラクティック】

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カイロプラクティック心の院長がスポーツ障害【オスグッド、野球肩、野球肘、テニス肘、腰痛、ジャンパー膝、シンスプリント、足関節障害など】の改善・パフォーマンスUPに取り組んでいます。

スイマーズショルダーの原因となるバイオメカニクス(運動連鎖)

テクニック要因についてお話してきました。

 

テクニック要因につては、日々の確認が必要であり

自分の感覚の感度を上げて

自分の状態を把握していくことが大切ではないでしょうか?

 

 

バイオメカニクス異常、筋力の機能低下(主に肩甲骨コントロール筋)は

なかなか気づけないことが多いですが

不十分な身体のローリングの修正が出来ない場合は

バイオメカニクス異常を疑っても良いかもしれません。

 

バイオメカニクス異常の原因も多岐に渡り

専門家に相談することが望ましいですが、、、、

 

不十分な身体のローリングをチェックする方法として

頸部、胸部可動性を左右比べていきます。

首や体幹部を回す、横に倒すなど左右差がみられれば

痛みが発生していなかったとしてもケガをする予兆かもしれません。

 

動きにくい側へのストレッチ、エクササイズを行っていく必要があります。

ただ、人の身体は左右差があるため

一概に左右差を無くしてしまうような取り組みは

かえってケガを起こしてしまうことがあります。

 

調子の良い時(よいパフォマンスが出来ている、身体のキレがあるなど)

比べていくことが大切でしょう。

 

肩甲骨のコントロールについては

肩甲骨の位置、肩を挙げた時の肩甲骨の動きの左右差を

見比べることが簡単なチェック法になります。

 

また、腕を肩の位置まで挙げ、肘を曲げた状態で

手の甲側へ前腕を倒していきます。(肩の外旋)

競泳選手は、肩の内旋筋が優位になりやすいため

肩の外旋可動域、内外旋の筋力バランスが崩れやすいです。

 

肩の外旋に制限がみられる場合は

内旋筋群(大胸筋、肩甲下筋、大円筋など)のストレッチ

外旋筋群(棘下筋、小円筋など)のエクササイズ

などで筋バランス、可動制限の改善を行っていきます。

 

 

セルフチェック、セルフケア方法を簡単ですが、ご紹介しました。

前述したように原因は多岐にわたるため

症状が回復しない、フォームの違和感が解消されないなどが継続する場合は

専門家にご相談ください。

 

伊勢市付近の選手は、カイロプラクティックで対応させていただきます。