スキルアップ看護師ブログ

今日は日勤リーダーの深夜入りなので、書き終えたら仮眠します。

以前、患者さんの痛みの表現について書きましたが、病気への不安の伝え方も皆違います。年齢や社会背景、宗教に人生観などで、病気や予後への不安を抱えたままの人もいます。

我慢をする事は、治療や看護計画を進めていく上で支障をきたす事につながる事にもなりかねません。
けれど、こちらからの問いかけに「大丈夫です」「何ともありません」と笑顔で返していた患者さんが、夜中ナースコールを押せないぐらいの痛みに耐えしのんでいたり、家庭を心配するあまり涙を流している姿を同室の患者さんなどから伝え聞く事もあり、コミュニケーションの難しさに直面します。

痛みも不安も目に見えないものであり、医療者がきめ細かく患者さんの様子を観察していくしかありません。

日頃の雑務で、メンタルのケアがおざなりにされがちな医療現場ですが、意識を持って訪室して観察や声掛けを行なっていけば信頼関係も築いていけると信じて働きかけを続けていこうと思います。