Ritter トリプルケース | 大連のラッパ吹きブログ

大連のラッパ吹きブログ

大連のラッパ吹き野田慎仁のブログ。5つ星ホテルやジャズクラブのハコバン、ジャズフェス、ビールフェスなどに出演しています。お子様のピアノレッスンからビッグバンド指導も承りますので、お気軽にお問い合わせください。Webレッスンもやってます‼

Riiterのトリプルケースを使って1年経ったので感想を書いてみます。

トランペットとフリューゲルが入るケースとしてはとても安くてアマゾンで11,000円位で購入しました。
形状はReunion Bluesタイプで、最近のモデルはスポーティーさも無く、素材も硬い薄板が入った3層で改善されています。
購入の際には、Reunion Bluesの現行モデルやBagsとどれにしようか悩みましたが、安さと軽さでRitterにしました。
それなりに使えるのですが、購入を検討されている方への参考に、使って気づいたマイナス面を書いてみます。
 
1.譜面台入れのマジックテープが脆い
{059E95C6-D080-44E7-9704-69545CCFBAAE}

この箇所だけマジックテープが小さい為か役に立ちません。
とりあえずダブルクリップで補強して使っています。
 
2.軽くない
軽さですが、カタログ情報では2kgでしたが実際は2.6kgでした。
これはCarol Brassのトランペット用セミハードケースと同等の重さです。
ヤマハ8335のケースは3kgで、Reunion Bluesの現行モデルも3kgなので、あまり軽いとは言えません。
しかもバックパックのように背負えないので、重さが一つの肩にかかり歩くには大変です。
 
3.中側の仕切りが貧弱
外側は硬いのですが、中側の仕切りが貧弱です。
通常注意して持ち運ぶには問題ありませんが、坂道で車のトランクを開けた際に転げ落ちて楽器へのダメージがありました。
{47ADDABA-F870-4227-9944-8988E2641D0A}

トランペットは小指かけフックがピストン側に傾きました。
またリードパイプが矢印方向に若干押し上げられた為、チューニングスライドが入れにくくなりました。
どちらも手の力で治りましたが。。。
その影響で後日小指かけフックが外れました。
 
{3123A1CD-000B-4088-8848-C587207D3FF7}

フリューゲルは2番管が少し凹みました。
落とした事が原因ですが、2番管のような凸部が重なる向きに入れていた事も要因なので今は下の画像の向きに入れています。
{F53611A3-C2C6-4AA3-92FD-2337C818805C}

 
気をつけて使えば問題ありませんが、ダブルブッキングでローディに楽器を運搬してもらったり、酒で酔って運搬したり事故は必ず起こります。
また体積が大きいので人混みでも大変です。
だから私はBagsに変えますが、コスパを考えると十分なケースだと思っています。