本日は読者様方から

「ものすごくイラッ★とするのに何故かもっと続きが読みたくなる」


と大評判(?)の、ばぁばの名言集をお届けいたします。




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ばぁばと正月の話をしていた。


ばぁば 「ドイツでも三箇日は日本みたいにお節を食べるとね?」

私 「うーん、ヨーロッパってあんまりお正月の概念がないからなぁ。
あくまでクリスマス休暇の延長線上というか・・・・」

ばぁば 「ばってん、お節はちゃんと食べるやろ?」


いや、何故そこにこだわる。



私 「まぁ、軽くご馳走くらいは食べるんじゃないかな。」

ばぁば 「初詣はどうね?ドイツ人でも神社に初詣はちゃんとしよろう?」

私 「神社で初詣?ドイツ人が?何で???」

ばぁば 「お正月やったら当たり前ばい。なしてドイツ人だけせんで良いとね?」



いや、彼らはキリスト教徒だぞ、ばぁば。




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ばぁば 「年賀状はどうね?ちゃんとドイツでもみんな送ると?」

私 「クリスマスカードなら送るかな。ほら、そっちにも一枚送ったでしょ。」

ばぁば 「あぁ!そうやったね。素敵なカードやから時々取り出して眺めよるとよ。
ばってん年賀状はなして送って来んかったと?

私 「いや、そのクリスマスカードが年賀状の代わりって言うか・・・・・」

ばぁば 「そやけどね、もんちゃん、年賀状の方が大事ばい?」



いや、その文句はぜひこの人に言ってくれ。




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ばぁば 「ところでそっちは今何時ね?」

私 「昼の12時過ぎだよ。」

ばぁば 「日本は今20時過ぎばい。やから今日の時差は8時間やね。」



今日の時差・・・・・?




私 「・・・・・うん。ちなみに明日の時差も8時間だけどね。」

ばぁば 「あんたもそろそろお腹空いたやろ?ご飯はどげんしよると?」

私 「今日は家で食べるよ。」

ばぁば 「家で?誰かが作ってくれるとね?それとも買ってくると?」



ばぁばよ、ここ9年ほどの間に何度も言った気がするが、

流石の私も自分の昼ご飯くらい自分で作れる。





ばぁば 「それで、今日のご飯は何を買って来たと?」

私 「リゾット作ったよ。」

ばぁば 「りぞっと・・・・・もんちゃん、ちゃんとお米も食べんといけんばい?




そのアドバイスは本当に今このタイミングで必要だろうか。





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ばぁば 「そういえばもんちゃん、理っちゃん(※妹)とは電話しよると?」

私 「電話・・・はほとんどないけど、まぁやりとりはしてるよ。」

ばぁば 「月に何通くらいメールするとね?」



申し訳ないが妹から届くLINEの数など、いちいち数えていられない。




私 「まぁ、そこそこの頻度でやりとりしてるよ。なんで?」

ばぁば 「・・・・・理っちゃんに結婚の可能性があること、あんた知らんやろ?」

私 「え?」

ばぁば 「あんたがショック受けるんやなかろうかと思って、ばぁば言えんかったとよ・・・。」



いやまて、その結婚話は1年前の時点でちらほら出ていたはず。

そもそも「結婚の可能性」ではなく、奴は既に婚約している。




私 「いや、とっくに知ってるよ?何で知らないと思ったの?」

ばぁば 「理っちゃんも、あんたにはよう言い切らんち思うたとよ。」
(※理っちゃんもあんたにはとても言えやしないって思ったの)


私 「いや、だから何で????」

ばぁば 「そりゃ、誰かもよく分からん男と結婚するなんち、自分の姉に言えんばい!




いやいやいや、相手が誰かこの期に及んでよく分かっていないのは

遠方に住んでいるばぁばと私だけ。

本人は相手が誰か分かった上で婚約しているので、心配無用である。





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ばぁば 「あんたも日本に帰ってきたら、ばぁばが良い縁談を組んでやらんとね。」

私 「うん、ばぁば。その話はいい加減しつこいよって再三に渡って言ってるよね?」

ばぁば 「ばってんこのままドイツにおってどげんすると?じぃじとばぁばが死んだら、
あんたもう天涯孤独ばい?!




いろいろと添削したいところ満載の名言だが、とりあえず一言だけ言いたい。

うちの親と妹はどこへ消えた。






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こちらもよろしくお願いします(´`)