蜂ノ巣ヲ駆除セヨ!

 

というミッションを言い渡され

 

嫌々ながらそれを実行することになったエリックと私。

(とは言えエリックは結構ノリノリだった気もする)

 

蜂の巣が給湯器の中にあるため

 

スプレーの噴射前にカメラで内部を撮影してみたのだが

 

ここで予想外の事態発生、

 

なんと蜂の数が以前よりわんさか増えている。

 

 

一族大繁栄か!!!

 

 

元々私がこのミッションを渋々とは言え引き受けたのは

 

以前確認した段階では

 

まだそこまで巣に蜂がいなかったからである。

 

蜂の生態など知らぬので何とも言えないが、

 

ここ数日で仲間が合流して大所帯になったのか、

 

それとも前回撮影時は

 

一族総出で巣の中でシエスタでも決め込んでいたのか、

 

はたまたここ数日でベビーブームが到来し

 

巣の人(蜂?)口が爆発的に増えたのか・・・。

 

どちらにせよ、

 

もはや素人が気軽に触ってはならないレベルに

 

巣が武装を固めているのは間違いない。

 

触らぬ蜂に祟りなしである。

 

 

私 「エリックよ、こんなものに命を賭けさせたとあっては、

君のマミーに申し開きが出来ない。

攻撃は即刻中止だ。」

 

エリック 「そうですね。いくら何でもこれはバカバカしいです。」

 

 

ということで駆除を諦め、

 

管理人に写真と駆除不能な理由をまとめてメールした私達。

 

流石の管理人も同情してくれると思ったのだが

 

その後すぐに返って来た返信には

 

『とりあえずGO!(要約)』

 

という無情な文字が並んでいた。

 

 

 

国際問題に発展しないと良いな・・・・・。

 

 

 

こうして、エリックと蜂の戦いが始まった。

 

 

(続く)