自分で建設業の許可申請書を作るなら、まずは手引き(石川県ではしおり)を手に入れる

自分で建設業許可申請の準備を始める場合には、まず、役所が配布する手引き書を手に入れるところからになるかと思います。

どこの都道府県でもだいたい「建設業許可申請の手引き」のような名前で作られていて、土木事務所に置いていたり、ウェブサイトからダウンロードできたりします。

石川県では「建設業の許可申請のしおり」というネーミングで、毎年度表紙の色が変わるのですが、この記事を書いた時点で最新のものは、鮮やかな黄色となっています。

「建設業の許可申請のしおり」の内容は

この手引き書は約50ページとそれほど厚くはないのですが、「建設業許可とは」から始まり、種類や区分、許可を受けるための要件(許可の基準)、必要書類、主な様式の書き方、手数料、そして許可後の手続きまでコンパクトにまとまっています。

製本されたものは県の土木部監理課や土木事務所の窓口で入手できますし、データであれば県のウェブサイトに掲載されたものをダウンロードできます。

ただ、しおりには必要な様式が添付されているわけではないので、実際に自分で申請書を作るには、これも県のウェブサイトからダウンロードする等して様式を手に入れなければなりません。

また、記載例は主な様式のものしか出ていませんから、分からない部分を確認するためには、一般に販売されている書籍を参照するなどの必要もあります。

「とりあえずしおりをもらってきたけど内容がよく分からない」「書類を作りたいけど、時間的にも体力的にも厳しい」「自分で作ろうと思ったけど途中で断念した」等、お困りの際にはぜひ一度、ご相談ください。