カラフル大邱（ﾃｸﾞ）ツアーのレポ途中ではありますが、そろそろ全羅北道ネタもお届けしないと、「ブログタイトルに偽りあり」とお叱りをいただきそうなので(笑)、ここで鎮安郡（ﾁﾅﾝｸﾞﾝ）馬耳山（ﾏｲｻﾝ）のレポを。
リア友と慶尚道（ｷｮﾝｻﾝﾄﾞ）の大邱（ﾃｸﾞ）を8:40に出発し、11:30頃 全羅道（ﾁｮﾙﾗﾄﾞ）の全州（ﾁｮﾝｼﾞｭ）高速ターミナルに到着。
コインロッカーに空きがなかったので、やむなく荷物を持ったまま全州市外バスターミナルから12時発のバスに乗り、鎮安（ﾁﾅﾝ）バスターミナルへ。
12：50頃鎮安BT着。
思った通り、このバスターミナルにはロッカーがない。
チケット売り場のアジョッシに訪ねてみたところ、ターミナル内にあるセブンイレブンで預かってくれると。
コンビニのおにーちゃんは、すぐにOKしてくれました。ありがたかったわ！
13時、ここからタクシーで馬耳山へ向かいました。
走り出して間もなく、側道に満開の桜がお出迎えしてくれました。
例年は4月20日頃が満開だそうですが、今年は1週間ほど早く開花したため、運良くドンピシャのスケジュールに。
ところが、走り始めて10分ほどで、噂に聞いていた渋滞に遭遇。
1車線しかない狭い道に、マイカー＆観光バスが長蛇の列。
タクシーのメーターだけが、50秒ごとにガンガン上がっていきます。
運ちゃんに確認したところ、ここから馬耳山の南部駐車場までは、歩いて20分ほどとのこと。
朝降っていた雨も止んだので、ここでタクシーを降り、歩いて向かうことにしました。
歩いて向かって大正解！
こんなに美しい桜並木を、じっくり眺めることができたんですから。
南部駐車場は、マイカー＆観光バスでびっしり。
40分後、漸く馬耳山入口に到着。
全員朝から何も食べていなかったので、まずはお目当てのトゥンカルビを食べなくちゃ！
塔寺（ﾀﾌﾟｻ）へ向かう参道には、何軒ものトゥンカルビの店が並んでいます。
以前から目を付けていたモンリョンコッ食堂（목련꽃식당）へ。
この店を選んだ理由は、地元の黒豚を産地から直送販売しているという点。
今年2月に入った他店では、スペイン産の豚肉を使っていて、ちょっとがっかりしたものですから。
こちらの窯でクヌギの木で燻したトゥンカルビを。
こちらのグリルで焼き、
骨に沿って切り離して、雀ちゃんやうずらちゃんたちと一緒に表面に焼き色を付けていました。
観光客でごった返す店内。
パッと見はわからないですが、350席あるそうです。
トゥンカルビ3人前をオーダー（1人前7千ｳｫﾝ）。
慣れないバイトのおにーちゃんたちは、どのテーブルで何をオーダーしているのか全く把握しておらず。
お皿を持って右往左往。
かなり待たされました。
乾いた喉をビールで潤していると、漸くトゥンカルビ君登場。
パッと見、3人前にしては少ないような気が（汗）
でも、お味は予想以上に表面は香ばしく、中身はジューシーで文句なし！
ドンドン酒もいっときました。
素朴なククスで、お腹も満ちたし。
なにより、トゥンカルビを食べながら眺めた満開の桜が、一番のご馳走でした。
社長ご夫婦。
奥様の方がリードしているのが明らかに分かりましたよ(笑)
因みにご主人は、塔寺にある石塔を一人で石を積み上げて作ったというイ・カプリョンに瓜二つでした（笑）
モンリョンコッ食堂（목련꽃식당）
住所 鎮安郡馬霊面東村里（전북 진안군 마령면 동촌리)
電話番号 063-432-8060
営業時間 8時半～21時
既に15時近くになっていたので、塔寺（ﾀﾌﾟｻ）まで行くのは断念し、塔影堤（ｻﾖﾝﾁｪ）という池まで歩くことにしました。
予想通りの美しさ。
この時期に馬耳山を訪ねることができて、本当に良かったです。
帰り道も車や観光バスが数珠つなぎの状態だったので、バスターミナルまで歩く心づもりでしたが、リア友が運良く渋滞の中に馬耳山方向に向かうタクシーを発見！
Uターンしてもらい、無事乗車できました。
ラッキー！
馬耳山のお姿を拝むために、今年の2月に見つけた八角堂へ行ってくださいと運ちゃんにお願いしました。
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すると運ちゃんが、「あそこからでは遠いから、馬耳山が小さくしか見えないでしょ。もっといい場所があるので、そちらに行ってみませんか？」とありがたい提案をしてくれたので、そちらへ行ってもらうことに。
昨年6月に立ち寄った高速道路の鎮安休憩所が見えてきまして、その脇道にあるどなたかのお墓の前に車を止めてくれました（苦笑）。
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6/6 茂朱の〆の葛冷麺（칡물맹면)と思いがけない馬耳山との再会
確かにこちらの方が、より大きく馬耳山を眺めることができました。
親切なキサニム（運転手さん）、ありがとうございました。
行こうと思った八角台があるお山も、満開の桜に彩られていました。
これで春夏秋冬、四季の馬耳山を制覇いたしました！
全州から馬耳山への行き方は、こちら↓の記事をご覧ください。
全州からの日帰り旅⑥～馬の耳の形をした不思議な山～馬耳山（마이산＝マイサン）
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