8月末の韓旅(8/25~28。全州・順天・光陽・釜山)
こちらの記事↓のつづきです。
8/26 8月末の渡韓 順天編 第1回順天鉄道マウルフェスティバルでアシスタント司会者体験
3日目。
順天(スンチョン)市のお隣 光陽(クァンヤン)市が運行する光陽(クァンヤン)シティツアーバスを利用しました。
光陽(クァンヤン)シティツアーバス(今年は11月30日までの毎週土曜運行)
第1/3土曜は白雲山コース、第2/4土曜の 蟾津江(ソムジンガン)コース。
光州から乗車の場合 大人9,900ウォン、光陽から乗車の場合 大人2千ウォン(入場料・昼食代は別途)
ホームページ→ ★
まずは順天総合バスターミナルから光陽市外バスターミナルへ移動。
順天総合バスターミナル→光陽市外バスターミナル
所要時間 約30分
料金 2千ウォン
光陽行き以外に、釜山(沙山)行きでも可。
バス時刻表→ ★
ターミナル前にある食堂でイマイチ、いやイマヒャクの朝食を済ませ(苦笑)、バスで30分の光陽(クァンヤン)へ移動。
光州(クァンジュ)総合バスターミナルから乗客を乗せたシティツアー専用バスは、9時過ぎに光陽(クァンヤン)市外バスターミナルに到着。
8月中旬に利用した務安(ムアン)シティツアー同様、光陽シティツアーもこちらのホームページから会員登録後に予約・・・なのですが、SMSが受信できる韓国のケータイ番号を持っていないと登録・予約ができないというハードルの高さ(泣)
なので、韓友に電話で予約してもらいました。
10名以上で催行されるのですが、このツアーは毎回集客が厳しいらしく、催行可否は前日に連絡すると言われまして・・・(汗)
運良く(笑)、私を含めて12名が集まり、なんとか催行されました~♪ 私の旅はいつも綱渡りじゃ~。
スケジュール
8:00 光州総合BT→9:10 光陽市外BT→9:35中馬BT→POSCO光陽製鉄所(車窓)→キム始殖址→鄭炳昱(チョン・ビョンウク)家屋(尹東柱(ユン・ドンジュ)遺稿保存)→自由昼食→梅マウル→ヌレイゴル自然リゾート→九峰山展望台→光陽市外BT→光州総合BT
POSCO光陽製鉄所見学を楽しみにしていたんですが、土曜は従業員がおらず見学できなくなったとかで、車窓から見たのみ。っつーか、このツアー、土曜のみの運行なのに(泣)
キム始殖址(김시직지)に到着。
1840年に光陽市太仁島(テインド)を訪れ、韓国で最初に海苔の養殖を行った金汝翼(キム・ヨイク)を讃えるために1994年に建てられた祭閣で、全羅南道記念物第113号に指定されています。
海苔の由来、歴史、製造過程などの資料や展示があります。
金汝翼(キム・ヨイク)は、栗の枝と竹を使った竹ぼうきのようなものに絡みつくように育った海苔を採取するという養殖方法を発案。
そんな金汝翼(キム・ヨイク)の姓から、韓国では海苔の事を김(キム)と呼ぶようになったそうです。
蟾津江(ソムジンガン)の淡水と光陽湾の海水が混ざりあった蟾津江河口で育った光陽の海苔は、独特の味と香りが楽しめると評判なんだそうです。
光陽キム始殖址(광양김시식지)
住所 光陽市太仁洞829-1(광양시 태인동 829-1 )
道路名住所 光陽市金始殖址キル57-6(광양시 김시식지1길 57-6)
電話番号 061-797-3333
こちらの日本式家屋は、国文学者だった鄭炳昱(チョン・ビョンウク)の家屋。
詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)が大学卒業時に自選詩集「空と風と星と詩」の出版を計画するも、日本の弾圧により断念。親友である鄭炳昱(チョン・ビョンウク)に預けた原稿を、鄭の母親が甕に入れ、甕ごとこの家の縁の下に埋め保管したのだそうです。
その後日本に留学した尹東柱(ユン・ドンジュ)は、1943年に治安維持法違反で投獄され、1945年2月に獄中死しますが、1948年鄭炳昱(チョン・ビョンウク)らによって詩集「空と風と星と詩」が出版されたのだそうです。
鄭炳昱(チョン・ビョンウク)家屋が建つのは、湖南静脈の始発点と言われる望徳浦口(マンドッポグ)。
山からの豊富なミネラルを含んだ蟾津江(ソムジンガン)の河口である望徳浦口(マンドッポグ)は、コノシロ、うなぎ、ハマグリ、牡蠣など海の珍味の宝庫。
ってなわけで、ここで自由昼食。
何組かのグループはコノシロを召し上がり、
私も含め残りのグループは、文化解説士さんお勧めのシジミ料理の店青龍食堂(청룡식당)へ。
店の前では、先客が注文したコノシロの刺身を捌いていらっしゃいました。
私たちはシジミスープ(재첩국 7千ウォン)、そしてシジミの刺身(재첩회 中2万ウォン)を4人でシェアしました。
蟾津江(ソムジンガン)を眺めながら食事ができるなんて最高!
まずはシジミのスープから。小ぶりのシジミちゃんがこれでもか!!!っていうくらい入っていて、濃厚なシジミスープがウマイのなんのって。
そして、こちらがシジミの刺身。エホバク(ズッキーニに似た形の韓国かぼちゃ)と芹、玉ねぎとともに甘めのコチュジャンで和えたシジミがたっぷり。
そのまま食べても良いですが、ゴマ油が入った丼にあけたご飯と和えて、海苔も混ぜてビビンバにすると更に美味しいんです。
隣のテーブルのグループの方とシェアしてマッコリも飲みましたが、残念ながら光陽(クァンヤン)のモノではなく江原道 黄城(フェンソン)産でした(爆)
青龍食堂(청룡식당)
住所 光陽市津月面新鵝里1191-28(광양시 진월면 신아리 1191-28)
道路名住所 光陽市津月麺蟾津江梅路160-1(광양시 진월면 섬진강매화로 160-1)
電話番号 061-772-2400 /010-3619-2401
営業時間 9:00~19:30(ネット情報)
月曜休業
つづく
光陽(クァンヤン)への行き方
所要時間 70分
料金 7,800ウォン
所要時間 140分
料金 11,000ウォン
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2016年8月より「より旅Korea」公認ライターとなりました