4月3度目の渡韓(4/26~30 珍島・海南・莞島・仁川)レポ
こちらの記事↓のつづきです。
4/30 春の全南三都物語 仁川編② ゆったりとした時間を過ごせるカフェ@幸福研究所
最終日。
水仁(スイン)線で仁川駅から10駅、23分の蘇莱浦口(ソレポグ)駅へ行きました。
昨年3月に開催された第5回「ハリアナコリア」(テーマは「道」)で、フォトライターの栗原景さんが紹介なさった蘇莱鉄橋を見るのが目的でした。
蘇莱浦区には巨大の魚市場もあるので、海の幸を楽しむことができます。
まずは蘇莱浦口(ソレポグ)の歴史を勉強すべく、蘇莱(ソレ)歴史館へ。
昔の蘇莱駅の駅舎を模した建物が。
蘇莱浦口には日本統治時代である1933年に塩田が形成され、そこで精製された塩や、京畿道の龍仁(ヨンイン)・利川(イチョン)・驪州(ヨジュ)で収穫された米などの産業物資を運搬するために、1937年に水原(スウォン)と仁川を結ぶ水仁線(スインソン)が開通しました
1935年の着工当時、作業を行う朝鮮人たちとそれを監視する日本人。
当初は、一般の線路幅より狭い762mmの特殊狭軌列車として運行されました。
52.8kmに17の駅が作られ、水原(スウォン)と仁川間を1時間40分で運行したそうです。
1978年にディーゼル化し、1995年末に廃線となるまで市民の足となりました。
1994年に廃駅となった蘇莱駅は、2008年に駅舎が撤去され、現在は小さな公園となっているそうです。
韓国語のみではありますが、こちらの映像↑は蘇莱浦口の歴史を大変コンパクトにまとめてあり、勉強になりました。
低い丘陵が分布し、その間を流れる小さな河川によって形成された曲低平野と河川の河口に発達した広い干潟が特徴の仁川南洞区。その地の利を活かして作られた塩田では、良質の塩が精製されました。
魚市場では、ヒラメやクロソイなどの活魚はもちろん、カニや貝類、塩辛や乾き物など幅広い種類の海産物を販売する商店や露店が軒を連ねています。
13:30~文化解説士の方が説明してくださるそうなのですが、次の予定もありお話をお聞きできなかったのが残念です。
蘇莱歴史館(소래역사관・ソレヨクサグァン)
住所 仁川広域市南洞区論峴洞680-2(인천광역시 남동구 논현동 680-2)
道路名住所 仁川広域市南洞区児岩大路1605(인천광역시 남동구 아암대로 1605)
電話番号 032-460-0590
観覧時間 10~18時(入館は~17時)
休館日 毎週月曜日、1月1日、名節(旧正月・秋夕)当日
入場料 大人500ウォン
ホームページ→ ★
仁川駅から水仁線乗車、10駅(約23分)の蘇莱浦口(ソレボグ)駅下車、徒歩9分
いよいよ楽しみにしていた蘇莱鉄橋(ソレチョルギョ)へ。
右手には、現在の水仁線の線路が見えます。
現在は遊歩道として利用されている旧 水仁線の蘇莱鉄橋。
当時の線路が残されており、その時代へ思いを馳せる市民の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
止まり木に並ぶ3羽のカモメがかわゆい!
蘇莱鉄橋
蘇莱鉄橋のたもとに見えるのは、1879年に仁川に侵入しようとする外国船から守るために作られたという獐島(チャンド)砲台址。
川岸に見えるのが蘇莱浦口(ソレポグ)在来魚市場。
お腹が空いてきたので、早速移動しましょう。
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