12月の京畿道旅(12/21~25)レポ
こちら↓の記事のつづきです。
12/22 12月の京畿道旅⑥ ソウル編⑤ 極旨の羊肉を堪能@トウォンヤンコチ
宿泊していた明洞駅からは地下鉄を2度乗り換え(忠武路駅(3号線乗換)→可楽市場駅(8号線乗換))、1時間ほどかかってようやく山城駅(サンソンヨッ)へ。
そこから52番バスに乗車し、20分ほどで終点の南漢山城バス停に到着。
あいにく山歩きには不向きの曇天でしたが、翌日は終日雨の予報だったのでこの日に決行しました。
wikipediaによれば、百済の始祖 温祚(オンジョ)が建てた河南慰礼城が南漢山城だという説や、新羅時代に築かれた昼長城だったなど、南漢山城の誕生には諸説あるようです。
現在のような形状に増築・完成されたのは朝鮮王朝第16代王 仁祖(インジョ)の時代で、全長12.4km、面積52万8千㎡あまり、平均海抜480mとのこと。
初心者向けだという第一コース(赤線で記しました)を歩いてみました。
8:50 バス停傍のロータリーを北へ。
韓屋カフェが並ぶ通りを北上します。
北門へ向かいます。
9:00 北門に到着。
一般的には朝鮮王朝時代に、都であった漢陽(ハニャン)を守るために建てられた山城の一つと言われています。
1636年の丙子の役当時、300名の軍人がこの北門を開き奇襲攻撃を仕掛けたそうですが、清の計略に陥り遭えなく全滅してしまったそうです。
昨年秋に観た映画「南漢山城」で描かれた孤独で過酷な戦いの場を、どうしても一度訪ねてみたかったのです。 ↓2017年10月 舞台挨拶@CGV大邱
悪天候のためか、はたまた通常の4倍飛散していると天気予報で報道していたPM2.5の影響か、折角高台まで登ってきたにも拘わらず、視界が悪く下界は何も見えませんでした。
紅葉の季節に訪れたら、とても素敵な光景を堪能できそうです。
9:21 西門に到着。
2014年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
韓国文化財庁ホームページによれば、南漢山城が登録された理由は、16世紀から18世紀に至るまで、東アジアの韓国・中国・日本が山城の建築術を交流していたことを示す重要な証拠であること、国家間の戦争を通じて、東アジアの武器の発達と築城術の交流を示す顕著な証拠であり、朝鮮の独立性と自主性を守るため、有事の際に臨時首都としての機能を果たすことができるよう計画的に築造された唯一の山城都市であることだそうです。
このあたりから残雪が多くなり、何度もスッ転びそうになりながらもなんとか踏ん張って耐えました(笑)
敵の監視が難しい場所に作られ、秘密通路の役割を果たした岩門。
9:59 南門に到着。
歴代の広州留守(広州を治めた長官)や郡主などの碑。
10:10 南漢山城行宮(ナマンサンソンヘングン)を通過し、1時間20分でロータリーまで戻ってきました。
周辺には食堂がたくさんあります。
水曜美食会でも紹介されたという五福ソンドゥブ(오복손두부 オボッソンドゥブ)へ。
80年の伝統があるという100%国産大豆で作った豆腐、楽しみです。
1人前でもOKのスンドゥブ白飯(ペッパン) は、6千ウォンとお財布に優しいです。
白いスンドゥブ。大豆の旨味や甘みを堪能できるので、大好きです。
酢醤油ベースのヤンニョムを浸けていただくと、更に豆腐の甘みが引き立ちます。
五福ソンドゥブ(오복손두부 オボッソンドゥブ)
住所 広州市南漢山城面山城里413(광주시 남한산성면 산성리 413)
道路名住所 広州市南漢山城面南漢山城路745-10(광주시 남한산성면 남한산성로 745-10)
電話番号 031-746-3567
営業時間 7~21時(L.O.20時)
名節(旧正月・秋夕)当日休業
南漢山城(남한산성 ナマンサンソン)
住所 広州市南漢山城面山城里158-1(광주시 남한산성면 산성리 158-1)南漢山城道立公園管理事務所(남한산성도립공원관리사무소)
道路名住所 広州市南漢山城面南漢山城路731(광주시 남한산성면 남한산성로 731)
電話番号 031-743-6610
ホームページ(韓国語)→ ★
ソウル都市鉄道8号線山城駅2番出口を出て直進、산성역.신흥주공아파트후문(山城駅・新興チュコンアパート後門)バス停から52番バス(土日祝のみ運行の9-1バスもあり)乗車、終点の남한산성(南漢山城)バス停下車(17分、1,250ウォン)
大邱の情報は↓こちら↓をクリック
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