いつもご訪問ありがとうございます。
日差しや鳥の鳴き声やなど、
なんとなく春っぽい感じですが、
気温はまだ11度前後の、
パリ(とその周辺)です。
さて、
先日の記事(コチラ)にて、
おフランスの2月のスキーバカンスについて少しご紹介しましたが、
我が家の人もこの時期に休暇が採りやすい友人たちとスキーに行っておりました。
・・・て、私は?
行ってません。
なぜ行かなかったのか・・・?
という理由については、
これからこの記事をお読み頂ければご理解いただけるかと思います。。。笑
さてさて、
我が家の人とその友人達はフランスのアルプスのサヴォア地方の、
ボーフォール
Beaufort
という場所へスキーに行っておりました。
ここは、とっても美味しいハード系のチーズ(ボーフォール・チーズ)の産地でも有名なので、この地方の名前を耳にした事がある方もいらっしゃるかと思います。
スキーと言っても、滑り降りるのではなく、
スキーを履いて雪山を登るスキー。
・・・て、なんのこっちゃ?
いわゆる、冬のオリンピックなどで目にする森の中をスキーを履いて歩くというか走る、アルペンスキーとはまた違うようで、
スキー板の裏側に滑り止めのようなものを貼り付けて、とにかく雪山を登るんだそうな。
で、寝泊りは雪山の中にある山小屋。
フランスの山には日本と同じように山小屋が大小存在するのですが、
雪で閉ざされた真冬だったとしてもいつでも誰でも寝泊りできるように一年中鍵が開いていて、開放されているんだそう。
山小屋というよりは、一時避難小屋という理由が主な役目。
夏の登山シーズンは大きめな山小屋では食事を提供してくれる場合も多いようですが、
登山者が激減する真冬は無人となり、自由に出入りできるものの、中は暖房すら付いていない状態。
我が家の人達はスキーを履いて山を登りながら、途中でこういった山小屋で寝泊りして目的地を目指すそうな。
山小屋には食料が備蓄されているわけではないので、食料は宇宙食のようなフリーズドライの食べ物を背中に担いで持って行き、雪を溶かしてお湯にして飲料水として使ったり。
極寒の山小屋で寝泊まりするってのを聞いただけでも、わたくし個人的にはやりたくない・・・。
確かに、写真を見ると晴れた雪山は空気も綺麗でとっても気持ちよさそうだけれども。
むりぃー!
因みに、雪山登山は素人だけではやはり危険を伴うので、
雪崩に遭って生き埋めになっても探し出し易いように、電波?又はレーダー?を発信する探知機用の装置など付け、
プロの山岳ガイドの友人と一緒に行ったそうな。
滑るスキーならまだしも、
登るスキーは御免です。
・・・の巻にお付き合いいただきありがとうございました。