野党6党、種子法復活法案を提出

02:00

 

希望の党や立憲民主党など野党6党は19日、今月1日に廃止となった

主要農作物種子法(種子法)を復活させる法案を衆院に提出した。

 ほかの各党は、衆院会派「無所属の会」、自由、共産、社民。法案を

取りまとめた希望の後藤祐一氏(衆院比例南関東)は「種子法の廃止

によって種子価格の高騰や、遺伝子組み換えの作物が流通するなど、

懸念を言い出したらきりがない」と指摘。

「与野党をまたいだ建設的な議論をしたい」と話した。

 法案では、稲、麦、大豆の種子の安定供給を都道府県に義務付ける

従来の種子法の内容を復活させるほか、国内の民間事業者による種子

生産に配慮するとした規定を盛り込んでいる。

https://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-106642501.html

 

 

【民進党ニュースからシェアします】

野党6党は今日19日、主要農作物種子法案(種子法復活法案)を衆院

に共同で提出しました。
廃止前の主要農作物種子法に定められているもの(稲、麦、大豆を対象

に、都道府県による種子生産ほ場の指定、生産物審査、原種及び原原種

の生産、優良品種の指定等)をそのまま規定する内容とのことですが、

今後国会でどのような審議となるのか、注目して行きたいと思います。


https://www.minshin.or.jp/article/113418

 

 

インド高裁、モンサントの遺伝子組み換え特許を否定

 

モンサントの特許がインドで否定された!
 インド・デリーの地方高等裁判所はモンサントの遺伝子組み換えコットン

(Btコットン、BollgardとBollgard II)の特許を否定した。

モンサントは最高裁へ上告するだろうが、もし最高裁でも同じ結論に

なればモンサントはインドから去るかもしれない。

<院鑑智哉のブログ>

http://blog.rederio.jp/

 

子どもの健康を守るためになぜ、有機食品が重要か、ガイドブック

ができた。
 米国にCornucopia Instituteという市民組織がある。家族農業に

基づくコミュニティの支援、有機農業の意義を広める一方で大企業に

よる有機認証の介入や偽の大企業的有機農業の告発なども手がけて

いる。

この団体がProtecting Children’s Healthというガイドブックを出した。

子どもの健康を守るために、遺伝子組み換えや農薬、食品加工で

使われる化学物質などの問題をトータルに説明した46ページのもの。

子どもは神経系や免疫のシステムを発展させる途上であり、また有害

物質を排出するデトックスのシステムも成熟しておらず、排出が難しい。

子どもの健康にとって有機食品がいかに重要であるかがはっきり

わかるものとなっている。

 

 

米国環境保護局の調査で慣行栽培のリンゴに基準の90倍に達する

クロルピリホスが検出されている。これは神経毒として子どもの神経

の発達を阻害してしまう。有機のリンゴには検出されない。
 内分泌撹乱物質は免疫を損なったり、特に男の性の機能を損なって

しま...ったり、体の調整が効かなくなるなどの問題を引き起こすが、

1億分の1単位のレベルで影響を及ぼしてしまう。つまり、安全なレベル

が存在しない、と言える物質。禁止を求める声は高まっているが、規制

はなかなか進まない。これも有機食品であれば避けられる。

ちなみにこの内分泌撹乱物質は日本ではほとんど報道すらされなくなって

しまったが、海外では禁止に向けて運動は大きくなっている。
 そして遺伝子組み換え。虫を殺すBt毒素を作り出す遺伝子組み換え

トウモロコシ(Btコーン)が餌となっているが、遺伝子組み換え企業は

Bt毒素は分解されて家畜には吸収されないという。しかし、それには

疑義が示されている。妊婦の血液からも発見されているからだ。

実際にミルクからそうした成分が発見されたという研究もある。

有機食品には遺伝子組み換えは許されない。
 遺伝子組み換え以外でも使われる量が増えている除草剤のグリホサート。

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌はグリホサートがあると損なわれる

が、サルモネラ菌などの菌は影響を受けない。そのために腸内フローラは

グリホサートの摂取によって大きな影響を受けてしまう。グリホサートは

モンサントが除草剤として特許を取って、ラウンドアップという商品名で

世界的に売っているものだが、グリホサート=ラウンドアップではない。

ラウンドアップには添加剤が加えられていて、それがグリホサートだけの

ものよりもはるかに有害にしているという。

輸入小麦などの遺伝子組み換えでない作物にもグリホサートが散布される

ようになってきている。だからこそ有機を選ぶ。
 そして食用油。ナタネや大豆などを機械的に押しつぶして油を出すので

あれば安全だが、最近ではヘキサンなどの化学物質を使って油分を抽出

することがある。ヘキサンは揮発させるというがこれが残留し、神経を

損なってしまう。だからそうした化学物質を使わない油にしなければならない。
 あれこれ情報を調べ、読むのは大変だ。でも有機を選ぶことですべての

危険を避けることができる。だからこそ、今、世界中で有機食品市場が飛躍

的に拡大している。でも、それを巨大資本は見逃さない。

アマゾンはWhole Foodsを買収し、有機の基準を変更しようとしている。

トランプ政権はそれに前向きとなっている。ただし、有機の基準は国際的な

基準であり、そう容易には変更できるものではない。
 有機食品が持つ意味は消費者の健康だけではない。実に、農民・生産者

の健康にも大きく影響し、さらには環境の回復、気候変動の収束含めて

グローバルなインパクトがある。しかし、消費者がその意義を理解しない限り、

進まない。世界で進み、日本で進まない有機農業。

1つにはCornucopia Instituteが出すような情報が日本で十分共有されて

いないことがその背景にあると思わざるをえない。
 日本語でこうした情報が読めるようにしなければならない。

 

 

パブリックコメント:意見募集中案件詳細

国民生活の安全・安心の確保 /食品健康影響評価

除草剤グリホサート及び4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ

阻害型除草剤耐性ワタGHB811に係る食品健康影響評価に関する審議結果

(案)についての意見・情報の募集について

案の公示日 2018年04月18日
意見・情報受付締切日 2018年05月17日

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=095180610&Mode=0

 

 

Impaired associative learning after chronic exposure to pesticides in young adult honey bees

ネオニコチノイド系農薬が蜂に大きな影響を与え、蜂の絶滅などの危険が

高まっていると言われているが、モンサントの除草剤グリホサートもまた

若い蜂の神経に影響を与えることがアルゼンチンの研究によって示された。

http://jeb.biologists.org/content/221/7/jeb176644

 

 

4月30日(月・休)「種子」緊急!上映&講演会!

森友問題に隠蔽された、種子法廃止法案!

アメノウズメ塾 杉田穂高先生/安田節子先生【初登壇!】

「種子法廃止法案」は、TPPへの布石!
4月1日より実施。日本人が知らないうちに、未来が変えられていた!

 

 

【必見動画!】

山田正彦先生(元農水大臣)「種子法廃止とこれからの日本の農業について」

http://worldforum.jp/information/2018/0430.html