今回は、わたしが車検対策として取り付けしたときの取り付け方法をアップします。
(※作業は自己責任でお願いします)
・下準備
取り付け前に、下準備としてウイングミラーの加工をします。
加工と言っても簡単な配線作業ですので、慣れた人ならパパッとできるかと思います。
まず、不要な配線をカットします。
(60cmの長さでカットしました)
続いて、ミラーから出ている配線の根元から25センチのところでカット。
ミラーが付いていない方のカットした配線は35センチの長さ。
(どちらも少し余裕を持たせた長さにしています)
ミラーが付いていない方の配線は、黒とグレーの配線しか使わないので、白配線は外します。
それぞれの配線に、平型端子を取り付けます。
(ギボシをつけるのが一般的かと思いますが、たまたま平型端子が家にあったので...)
ミラーからの配線には平型端子オス側を。
ミラーが付いていない配線の片側には平型端子メス側、その反対側にはエレクトロタップを取り付けます。
平型端子で繋げると、こんな感じになります。
端子をつけるのが面倒であれば、
エーモン工業 2824 細線用接続コネクターなんかが便利かもしれません。
附属のエレクトロタップではやや不安だったので、エーモンのエレクトロタップにしておきました。
つぎに、配線を通す場所を考えます。
サイドミラー中央部には可動部(ミラーが固定されていた白い台座)があります。
配線が可動部に接触しないように配線の取り回しを考えます。
配線はミラー外側から出ているので、可動部(ミラーが固定されていた白い台座)付近を通らないように配線したい。
そこで、ミラー外側で配線できそうな穴を探しました。
(黄色矢印:配線は通りそうだが、不採用にした穴)
ミラー外側にも配線が通りそうな穴はありますが、LEDウインカーオフ(端子の接続解除)にする際、平型端子を通しにくそうだったので、やはり1番おおきなサービスホールから配線を通すことにしました。
こちらが今回配線を通す穴。
このサービスホールを通すには、可動部(ミラーを取り付ける白色の台座)を避ける黄色点線ルートを通るのが無難。
可動部付近を通さないといけないので、配線が接触したり不具合が起こらないようにグルーガンで配線をミラーに固定します。
ウインカー電源への配線方法で点滅方法が変更可能。
白を繋ぐと点滅、グレーはフロー。
白、グレーどちらか使わない配線の端子には絶縁テープを巻いておきます。
わたしはフローにしたかったので、白配線を絶縁テープで巻きました。
これで下準備は完了です。
・オススメの配線方法
反対側のミラーはマイナス(黒色)配線は切らずに白とグレーだけをカットして平型端子をつけました。
端子接続の工程が少なくなるので楽ですが、ウイングミラーを取りはずして純正ミラーをつけるなど取り外してしまう際には上に書いたような配線方法がおススメです。
・取り付け方法
ミラーの下準備ができたら、いよいよ取り付けていきます。
具体的な取り付け方法としては...
車検などでLEDウインカーをキャンセルしたい際には、ミラーだけを外して配線を引っ張り出し、平型端子の接続を解除すればOK。
ツインモーションの利点、LEDウインカーの点滅方法を変更するには、ミラー側の平型端子をつなぎかえるだけでOK。
白につなげば単純な点滅、グレーにつなげばフロー。
片側5分もあれば、解除、点滅、フローの切り替えが可能になりました!
取り付けは、ウェルカムランプ交換でもしたサイドミラーの分解からです。
詳しいサイドミラー分解方法はコチラ
ウェルカムランプ交換~その1~
ウェルカムランプ交換~その2~
では、取り付け作業開始!
まず、ミラー下側に指をかけ、引っぱってミラーを外します。
(今回はマスキングしませんでしたが、心配な方は傷防止のマスキングをしてください)
ミラーが外れました。
それにしてもミラー下部は汚い。
洗車後はいつも水はけが悪くて鱗ビッシリになっています(汗)
つぎは、上部カバーを外します。
上部カバーが外れました。
左上のぽっかり空いた大きな穴が、今回使用する配線を通す穴です。
上部カバーを外した側を見ると、電動ミラーやウェルカムランプ、ドアミラーウインカーなどの配線が見えます。
ドアミラーウインカーの配線は、
白色がマイナス。
桃色がプラス。
下準備でエレクトロタップを取り付けた配線を、既存のウインカー配線に割り込ませます。
ドアミラーウインカーの
白色(マイナス)に、下準備の際にエレクトロタップを取り付けた
黒色(マイナス)を割り込ませる。(白に黒を割り込ませる)
ドアミラーウインカー
桃色(プラス)に、エレクトロタップを取り付けた
グレー(プラス)を割り込ませる。(桃にグレーを割り込ませる)
エレクトロタップの取り付けができたら、動作確認です。
ウイングミラー側の配線と平型端子で繋ぎ、点滅を確認しておきます。
動作確認OK。
動作確認できたら、一旦端子を外しておきます。
動作確認後、エレクトロタップが裸だと防水面でやや不安なので、絶縁テープで防水します。
絶縁テープが巻けたら下部カバーを取り付け、予め加工しておいたミラーを取り付けます。
配線はサービスホールを通し、平型端子メスへ接続します。
(※プラス、マイナスに注意)
平型端子も防水のため絶縁テープを巻いておきます。
サービスホールから覗くと、ミラー裏側はこんな感じ。
可動部を避けて配線できているので大丈夫そうです。
たるんだ配線、平型端子はミラーカバー側へ。ふんわりまとめておきました。
結束バンドで固定してしまうと、配線の長さに余裕がなくなるので、LEDウインカーキャンセル作業がしにくくなるのでフリーな状態にしておきます。
上部カバー取り付け前に、サイドミラー格納、ミラーの角度を変えてみて最終確認します。
確認OKなら、上部カバーも元に戻して作業終了です。
お疲れ様でした。
・ワンポイント
ウインカー配線には余裕がなく、エレクトロタップを取り付けるのに苦労しました。
エレクトロタップは何とか取り付けできても、テープを巻く際にもやはり配線の余裕がなかったので、結局下部カバーも取り外しました。
サイドミラー分解の際に、予め下部カバーも取り外すことをオススメします。
エレクトロタップは上の写真のように、つなぎ目に予め癖を付けておいたら取り付けやすかったです。
・おまけ
カバーは洗車で洗えない部分があるので、取り外した際に洗浄しておきました。
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シルクブレイズ・ウイングミラー ツインモーション/ミラー ウインカー
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