『ハイランダー』→サブタイトルが嫌いなので除け(ry・・・。
(原題; Highlander)1986 米・英合作
Highlander (1986)~IMDb
Directed by ラッセル・マルケイ(Russell Mulcahy)
『Here we are、born to be kings~🎶』
監督のラッセル・マルケイ(Russell Mulcahy 1953年6月23日~)さんは
元々、メルボルン出身のMV(ミュージック・ビデオ)を手掛けていた方。
しかも、一流。
1984年の第一作劇場作品『レイザーバック』が、
その映像センスから話題になった。
<<ここからは、私的な見方です>>
彼は、MV出身である事もあり、ビジュアルセンスのあるカット、
陰影の表現巧みさ、
スピーディなカメラワーク。
これが特徴であり、『ハイランダー』でも遺憾無く発揮されております。
故に、
2007年に制作された、『バイオハザードIII』は
(全部観てはいませんが<観る気もない>。)
起用した事自体が、”ミステイク”だと思っとります。
起用するなら『2』の方だったのではないか?と・・・。
上に書いた様に、
陰影の表現の巧みさ(光と闇の表現力)が持ち味の方を
殆どが「炎天下の下」の作品に起用して
どうするのよ?
何方にしても、『1』以外は駄作、ですから観ませんが。
彼の監督作では
ブロンディー/女銀行強盗 (原題;The Real McCoy)1993
レザレクション (原題;Resurrection) 1999
等(観た作品では。)が中々、良いかと。
観ていない中には
名作『渚にて (1959年)』のTV版リメイク(かな?)
『エンド・オブ・ザ・ワールド』 (原題;On the Beach) 2000 豪
を手掛けておられます。(邦題、酷いなぁ・・・。)
<<ストーリー >>
(
Movie Walker様より 加筆・修正。)
現代のニューヨーク。
マジソン・スクエア・ガーデンの地下駐車場で、二人の男が
剣で斬り合っていた。
そして・・・、一人が首を跳ねられた・・・。
1536年、スコットランドの荒野。
コナー・マクロード(クリストフ・ランベール)率いる
ハイランダー(高地民族)の一族が
黒い騎士と呼ばれる獰猛クルガン(クランシー・ブラウン)率いるフレイザー一族と
激しい交戦を展開し、コナーは死亡した。
しかし、
彼は蘇りそのためにかえって村人たちの不信をかい、村から追放された。
山奥でヘザー(ビーティ・エドニー)という女性と結婚し鍛冶屋を始めるコナー。
それから5年、
ラミレス(ショーン・コネリー)というスペイン人がコナーの前に現われ、
意外な事実を告白した。
自分を含めて、コナー、クルガンらは、
首をはねられない限り永遠の時を生きる運命にあり、
彼らは“究極の宝”を求めて
未来の“集合の時”
へ向けて戦い抜くよう運命づけられているという。
彼の元、コナーは一流の剣の使い手と成って行く。
その後、、ラミレスはクルガンに首をはねられた。
不老不死のコナーは、
ヘザーが老いて死んでゆくのを永遠の若さのまま見届ける事になる。
その辛さから二度と人を愛さないと心に誓う・・・。
時は流れ、現在・・・。
コナーはナッシュという古美術商として生きていた。
そんな中、嘗てラミレスを殺害したクルガンも又、
生き続けており、コナーを探していた・・・。
そして・・・、
二人の男が相対する時が来た・・・。
アクション・サウンド・映像美が兎角注目されますが、
個人的には、
”不死であるが故の主人公の孤独と苦悩”
(発売元様でも書かれておられますが)
が、すごく良く表現できている作品だと思います。
本作が好きなのも、ここにあったりします。
但、ヒロインが可愛く無い・・・(ロクサーヌ・ハートさん、m(__)m・・・。)。
彼女は『硫黄島からの手紙』にも出ていた様です(知らんかった・・・。)
寧ろ、秘書役のレイチェルさんがとても良い。
『君はロマンチストだね。』
(戦時中にコナーが幼い頃の彼女を助けた。)
彼女と添い遂げて欲しかったわ・・・。
決戦に行く前の別れの場面が又、良い。
間違い無く本作の評価UPに大きく貢献しておられます。
演じる、 Sheila Gish (1942~2005) さんは
残念ながら、顔の癌の為、2005年に死去・・・、御冥福を・・・。
最後にネタバレを・・・。
“究極の宝”ですが、
集中すると聴こえて来るそうです。
確かに”宝”だわ。
”不死”よりも、これが”宝”と言う締めが見事。
ドラマとしても良いし、ロケ地も美しいし、
お薦めの逸品です。
如何でしょうか?
リヴ・フォーエヴァー (Who Wants to Live Forever)
週末も宜しくねぇ🎶
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