さて、本日は今年最後の『言志四録』を

紹介させていただきたいと思います。

畏縮趦趄(しそ)するのみならば

人には、さわやかで気持ちよく、

きっぱりとした明るさがなくてはならない。

縮こまったり、ぐずぐずするばかりでは、

これは活きた敬ではなく死んだ敬であり、

どんなことでも成就しない。

との言葉があるように、

このような人はモテるし仕事もできる。

人はこうありたいものだ。

颯爽溌剌…確かに行動や態度がキチンとして

元気な人は、周囲の人たちに良い印象を与え

安心感も与えると思います。

その逆の人は、相手に不信感を抱かせ

あまり良い印象を与えないでしょう…

私は接客業という仕事柄、これまでに

数多くの方々にお会いしてきました。

そのおかげか、初めてお会いした方でも

”第一印象”で感じるイメージに於いて、

ほとんどハズレた事がありません。

一見、感じの良さそうな人であっても

『何かありそうだな…』と感じていると、

やはり中身が外見とは全く違っていたり

男性、女性に限らずそうなのですが、

実際に付き合ってみて、接していると

『あれ⁈第一印象で感じた事は違ってた⁇』

なんて思い、暫くお付き合いしていたら…

『あーやっぱり第一印象は当たっていて、

本性はこういう人だったんだなぁ〜』なんて

感じた事は一度や二度ではありません。

特にコツなどがある訳ではないですが、

数多くの人に接していると感じる”直感”の

ような『何か』があるのは確かです。

先日も夕方の忙しい時間帯に突然アポ無しで

飛び込み営業にきた営業マンがいました。

フット・イン・ザ・ドア テクニックなどの

営業テクニックを駆使したりしていましたが、

明らかに直前に吸ってきたと思われる強い

タバコの匂いと早口で捲くし立てるような

営業トークに辟易してしまったため、

丁重にお断りし即座に帰って頂きました(笑)

接客業は大変な仕事ではありますが、

こういう時に速やかにリスク回避ができ

役に立つもんだなぁ〜と感じました。

と、同時に自分自身がそうした感情を

相手の方に与えぬよう気を付けなければ…

などと思った次第です。