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最新情報 前立腺がんの診断と治療

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2016年09月25日
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カテゴリ:前立腺がん
◆◆ 骨転移の治療にゾーフィゴが使えるようになりました。 ◆◆

 

転移性前立腺がん(遠隔転移がある前立腺がん)の患者さんでは、転移部位で多いのは骨組織です。

転移性前立腺がんの患者さんの遠隔転移の8090%は骨転移といわれています。


内臓転移というときは、肺と肝臓がほとんどですが転移性前立腺がんの1020%です。

転移性前立腺がんの最初の治療は内分泌療法(男性ホルモンを下げる)です。


根治治療ではありませんが、ほとんどの患者さんで、内分泌療法は効果があります。


骨転移がある場合、その部位の痛みが出たり、転移部位の骨折が起こることがあります。


脊椎に転移して神経を圧迫すれば、下半身のまひなどを起こすこともあります。このようなことが起これば、鎮痛剤を服用したり、放射線を当てたり、手術を行うこともあります。


できるだけこのようなことが起きないように予防したいものです。


内分泌療法の効果が良ければ、症状が改善することも少なくありませんが、内分泌療法は永遠には効果は続きません。長期的には、痛み、骨折、放射線療法、手術が必要になる場合が多くなります。

何とか症状を抑え、予防し、症状がでてきても、うまく治療ができないものでしょうか。


20166月より、ゾーフィゴが、治療に用いることができるようになりました。
 

放射線同位元素を用いる治療ですからどこでもできる治療というわけにはいきません。


しかし、骨転移の症状のある患者さんの寿命を延ばす効果も報告されています。


副作用も比較的少なく、重篤なものも少ないようです。


ゾーフィゴの治療を期待しましょう。



 




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最終更新日  2016年09月25日 18時04分23秒
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