東京日和 素敵な暮らし for all women インテリアのレシピ

インテリアをとおして・・仕事、プライベート、子育て。色々なシーンでその場所をより楽しく過ごすエッセンスや情報を綴ります。

こんまりさん~整理・収納って??

2017-01-12 | ESSAY


こんにちは(*^_^*)

去年の後半、何日をかけて両親の代りに両親の部屋を

片付けるという経験をました。

人の部屋を本気!で片づけてみて、部屋の所有者の人となり

や、物が持つ存在感や、物を持つ意味を考えさせられた

お話をこのブログでも少しさせて頂きました。


仕事柄、家は物を適材適所に、いかに機能的に収め効率

良い暮らしのするかは引っ越しの段階で当たり前のことに

ようにするのですが、暮らしの中で増えていく物に対して、

自己の所有物の棚卸が 『忙しい』『家族が勝手に散らかす』

という言い訳の元に、定期的に出来ていない!に尽きる!

ということに気づいた次第です。


そうです。引っ越して、5年くらいはまるでショールーム

ように綺麗だった。。その間はトイレにだけしか「あいう

えおカード」!を貼らなかったし、子供たちの絵や作品を壁

に貼るのもしばらくは迷ったのです。生活感を出したくなか

ったから・・

しかし、ふと、それって温かみに欠けない??って思い直し

まして・・いんじゃないかな?”ベタ”でになったんです

ね。そう、そのうち生活感はかえって落ち着くしになったん

です(笑) あっ。よくあるドラマの綺麗にしてる家レベルっ

てことですよ~ 『絵』っぽい部屋ではなく、リアルな生活

感を敢えて部屋に出すことにしたんです。インテリアコーディ

ネーターらしくない発言ですかね。勿論、最初の計画では、

ちゃんとした建築のセオリーも含め、しっかりした収納計画

の元に、家具、照明器具、カーテン、小物等をコーディネート

した上での、実生活の話です。『物は自然に増える!』という

こと。よっぽど、計画的に物を買ったり、本気でミニマリスト

的な生活を実行しない限り。全ての人に当てはまるとは言いま

せんが… ちなみに、内の旦那さんはおそろしいくらいに物欲

はない。私は、本と服でもの増やしている。。娘も服で。息子

は片付けば出来るのに、限界まで片付けようとしない人。家族

でさえ、既に個性を発揮しています。ちなみに、私は子供の時

から、神経質とは言いませんが、普通に押し入れの中まで、綺

麗に片付けて、自分の物は把握出来てました。やはり、物の量

なんだと思います。実際、リフォーム前のお宅に伺うと

溢れるもので困ってる方、収納に困ってる方は多いですが・・

みなさんは、どうですか?


そして、実際の問題がもう1つ、インテリアや収納片付けなど

家を整えるを心に置いて落ち着いて考える時間がどのくらいあ

るのか?という事。人によりその時間は幅があると思います。

私のように子育ても一段落し、ゆっくりと「さて、これから

今の家をどう変えていこうかな?」と、考える時間がたくさん

ある人もいるでしょうし、子育てが一番忙しい時期、待ったな

しの24時間体制の育児 + フルタイムのお仕事の人なども

おられますね。朝7時半位までに食事を終えて子供を送り出す

または夫婦のどちらかが保育所、幼稚園、学校に送迎する。

おべんとうの支度というのもありますね。その後、仮に

19時に会社を退社するような環境なら、かなりハード。

夕食のお買い物?をしたり、夕食の支度、子供をお風呂に入

れる、寝かしつける、もし子供の寝る時間を21時などに

決めていたら、夜の時間はまさに戦争です。

私も幼児は少なくても9時には絶対に寝かすと決めていまし

た。しばらくの添い寝や寝かしつけの絵本を読んでいて一緒に

朝まで寝てしまったことも1回や2回ではありません。

多分、今は多いイクメンさんたちもお分かりかな?って

思いますが、育児しているより、お仕事の方が楽という見方

もあるかな?と。実際、一時期、専業主婦をしてみて、

私はお仕事の方が楽だなと思っていました!そして、たとえ

専業主婦の方で育児中の方でも、しっかりと自分だけの時間を

どこかで作って欲しいな~と思っています。お金をかけて

預けたとしてもですかね。。



時間のお話です。子育て期の方でなくてもフルタイム勤務の

お仕事の方の超忙しい月曜日から金曜日までの時間の中で

一体どのくらいの人がインテリアや収納法など、自分の生活

する空間の事を考える時間があるのか?ということ、

やはり、引っ越し時、家の購入時がピークかな?と思います。

その時に、パーフェクトにインテリアや収納計画が出来たら

その後は安心ですし、生活は便利ですね。

しかし、生活は長い時間の中で変化もしていて、持ち物の量

とか家族の成長とか、自分の生活スタイルの変化など、1回

きりで完了しない。そんな意味でも、また、インテリアやし

つらえを生活の変化に合わせて一新する時が来るまでの生活

空間を整えていくという意味でも”収納・片付け”は重要なこ

と。どの方も家を綺麗にして生活したいのだと思います。



ちなみに、住宅の完工写真には生活感はありません、、、

自分も、完工写真はお客様のお引越しの前に必ず撮ります!

お手持ちの家具や生活小物が入った瞬間に”絵”ではなくなる

からです。。

当然と言えば、当然のこと。綺麗な空間=生活感の薄い空間。



じゃあ、生活しながら綺麗にするには??って疑問の答えが

物を持たない”ミニマリスト的な生活”だったり、昨今、イン

テリアブログの上位を占めていて、本を出版している収納の

カリスマが多数存在する”整理・収納術”だったりします。

色々な色で雑多の形の生活グッズをいかに、システマテック

に見栄えよく収めるかを伝授しています。


私はと言えば、親や高齢のお客様が、片付けが出来ていたのに

徐々に片付けが出来なくなる状況を見て、自分がいずれは”片付

ける意欲”がなくなる時が来る前に”片づけるの哲学”をちゃん

と整理し、実際にリバウンドしない整理術を学びたいな。。

そう思っいまして、ハマったわけではいのですが、実践も含めて

検証しております。


片付けブームの始まりは『絶捨離』やましたひでこさんが書いた

ベストセラー本から。すでに15年以上経っているようです。

『断捨離』はヨガの用語から来ています。私も、たぶんその本は

すぐ読んでます。その時の感想は??ん。。そこまで捨てられな

いかも・・・だったような。『断捨離』は哲学でもあり、とても

納得はしました。その後(たぶん・・)整理・収納アドバイザー

なるものの資格講習も募集していて知ってはいました。講習を早

速、受けに行くIC仲間もいて更に、完璧に片付け上手になって

いました。会社の引出しまでも収めるをシステマテックに出来る

ようになるようです。


そのセオリーを借りて、実際、そう今までも困っていなかった、

冷蔵庫や洗面台の下を改めて捨てて最小限にしたり、考え方を広

げて片付けてみたら使いやすく、すべてがワンアクションで作業

が出来るようになりました!やっぱりすごい!気持ちもスッキリ

します。

そう、気になるのは、そこまで多くの人が”はまる理由”です。



人々が片づけ・収納術にはまる理由。

ます、大きな理由、片付け=哲学(心)だから、片づけれれない

理由は即決が出来ないこと、行動にうつさないこと。その心を

ストレスなく気持ちよく整理することが、”整理・収納術”のよう

に思いました。

(ほんの入り口しか見ていませんが・・)

”片付け”はワクワクする、楽しいものなのです。



後は、やはり片付けの技術。実際に生活していけば、ショールー

ムのようには住宅展示場のモデルルームのようにはいかず、ごち

ゃつくものを、いかに生活を楽しみながら美しく整えるです。

見ていると、適材適所に透明や白い収納ケースでカラーをシンプ

ルに統一して空間をスッキリさせるなどの見せ方も工夫をされて

いる方が多いようですね。そして、統一されたボックスに綺麗に

整頓してずらっと並べるとそれだけの見た目の効果もあります。

雑多なものは、徹底的に目に触れないことのようです。

そして、物の厳選させて、数を減らすことのようです。





そして、こんまり。彼女は「収納上手になるな。」と、言って

います。何故なら、収納の達人になるとまた物をしまい込むことに

なるからと。自分の持つものを”全て把握しましょう”ということ

をその言葉を使わずに誰にも分りやすい”ときめく”と言う言葉で

表しています。ちなみに『コンマリ』は日本よりアメリカ、イタ

リア、フランスで流行っていますが、”ときめき”というワード

は英語では、”SPARK JOY”と訳されています。

彼女は学生時代は新聞部の部長だったそうですし、就職した企業

では営業職ということ。”言葉の掴み”は完璧です!!(^◇^)


そして、こんまりさんは既に企業人であっただけあって色々な意

味で完璧に見えました。若者でもけっして子供じみたことを言

ったりしませんし、ピースマークをビジネス写真でするような仕

事を舐めたような愚かさはないですね。そんなことは、企業では、

許されませんから、当然といえば当然です。見苦しいですものね。




ん~学生時代から、「片付けコンサルタント」をし、入った

企業がリクルート系(ハード&自由?)、かなり意識高い女子

にお見受けします。そうです!!2015年にはこんまりこと

近藤麻理恵さんは、アメリカTIME誌が発表する「世界で最も

影響力のある100人」2015年版に選ばれましたね。

素晴らしですね!


こんまりさんは、家に帰ったら、玄関の三和土を拭き、靴の

中底!を拭いて、靴に今日の1日を感謝するそうです。。

(*_*)私には、たまの掃除の時に、三和土は拭けるとして

毎日、靴の中底は拭けない・・

たぶん、それは行為よりもきれいにして感謝する気持ちが

大事ってことですよね。

一時期、流行った、”トイレの神様”のお掃除的なね。

ほんとうに偉いなあ~と、思います。毎日出来ることが!!

はい。

そして、帰宅後の寝るまで時間はひたすら、自分をメン

テナンスして心をゆったりする時間にするのが、ベスト

だそうです。いいかも知れませんね。

こんまりさんは自分の事を、”片付け変態”とも言ってますが・・

ん・・ちょっとね。。


ところで、『断捨離』と『こんまり』、『ミニマリスト』て

どう違うの?って思ってますか?、『断捨離』は7:5:3

の割合でとにかく捨てること。『こんまり』はときめくもの

を残すこと。『ミニマリスト』は必要最小限なものを選ぶこ

とだそうです。私としてはそれを、かっちりとすみ分けしな

くてもいかな・・と。何故なら、買った時点で”ときめく”も

のしか買ってない。。”ときめいたもの”が多すぎる!

なんでも、捨てたら味気ない。無駄に思えても持っていたい

ものもある。ただ、整理整頓は嫌いではないが、マメでない

し、面倒くさがり。次行程は極力楽になるようにしたいし、

”片付けなくては!”とかいう心の負担は”0”にしたい。

家はお掃除の効率も良くして、よりさっぱりとさせたいの

です。



”片付ける・収納する”は暮らす上で大切な要素かと思いま

すし、その行為は、こんまりさんも言うように9割が、心

の整理(確かに!)なのだと思いますから、奥は深い簡単

には結論づけはできないようです。

『住まい』『住まう』に『片付ける・収納する』は”リア

ルな事実”とも言えます。暮らしあっての住まいですもの

ね。ですから、みんながハマるだと思います(*^_^*)








読んでくださりありがとうございます。


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