こおり | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

緑が丘公園内の「帯広百年記念館」の2階「特別展示室」では、特別企画展「昭和のしごと・くらし展」が開催されています。(8月6日(土)~9月25日(日)まで入場無料)『帯広の街なかで営業していた床屋さん・お餅屋さん・銭湯、六畳間で再現する夏のくらし・冬のくらしなど、1960~70年代の帯広・十勝での「しごと」「くらし」とその時代・社会背景を紹介します。さらに、室内の体験コーナーでは「蓄音機」や「レコード」を聴いたり、「さおばかり」で重さをはかる体験などができます。』と展示趣旨を紹介しています。

くらし展
展示品の一つに「業務用かき氷機」がありした。その解説パネルには『氷はどこから?/昭和32年1957、帯広には製氷業者が3軒ありました。寒さの厳しい1月10日から、西帯広や緑が丘公園にあった専用の採取池から氷を切り出します。切り出した氷は氷室(ひむろ)に保管され、6月ごろから様々な用途で出回ります。魚屋や料理店、アイスキャンデー屋では商品を冷やすために使用され、飲み物屋のウイスキーやかき氷などにも天然氷使われていました。昭和32年の氷一貫目(3.75㎏)の値段は、店売りで30円、魚屋・キャンデー屋はくず氷を使用するため15円、問屋へは25円だったそうです。当時、夏の最盛期には、一日13トンから20トンほどの消費があったようです。昭和42年19677月6日の「十勝日報」は、電気冷蔵庫や冷凍ケースの進出により、天然氷の需要が頭打ちになったことを伝えています。昭和40年ごろから、電化製品の普及により、天然氷は次第に製造されなくなりました。』説明が記載されていました。

かき氷機
緑が丘公園には、昭和30年代頃、天然の氷を切り出す専用の採取池があったそうです。氷の涼感がいとおしく思える暑い日は、そろそろ終演を迎えようとしています。緑が丘公園のある北海道・帯広は、本日「晴れ」の天候で久しぶりに「太陽」が顔を出してくれました。最高気温「25.2℃(14:33)」最低気温「16.0℃(02:24)」となり、「かき氷」が食べたくなるような「夏日」も天気予報では最後になるようです。明日以降、ぐずついた天候で「夏日」になることはないようです。緑が丘公園では「初秋」の足音が聞こえはじめてきました。

屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」
地域文化を楽しんで〝まち〟の〝活性化〟に繋げるためのプレゼンテーションです。
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