いこう | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

緑ヶ丘公園内の白樺並木の道には、埋め戻され「レンガ遺構」跡がペイントされています。設置された解説板には『レンガ遺構発見場所/平成26年6月、帯広市緑ヶ丘公園の園路バリアフリー化工事中に、十勝監獄に関連する炊事場と推測される施設と建築物の遺構が発見されました。これらは、当時のレンガ造りの基礎部分と見られ、炊事場と推測される遺構では、二つのカマドと煙道などが確認されました。緑が丘公園は、明治26年から十勝監獄(前進の外役所~十勝分監を含む)の用地として様々な施設があったことが記録されており、今回発見された遺構は、この一部と考えられます。公園内にはレンガや瓦を焼いた登り窯(のぼりがま)跡や、灯火用の石油を保存した「十勝監獄石油倉庫」(明治33年築)が残っています。(平成27年11月帯広市教育委員会)』と記載され、埋め戻される前の「炊事場」と推測される「遺構」の写真も掲載されています。

炊事場
緑ヶ丘公園内の「帯広市児童会館」へと登る坂の左側に「十勝監獄窯跡」の石碑があり、設置されている解説板には『北海道集治監十勝分監(十勝監獄)窯跡/ここは、明治26年、北海道集治監十勝分監(後の十勝監獄)」の開庁に先だって、囚人によって建造された窯(登窯・瓦窯)跡です。斜面にその痕跡をとどめる階段状の登窯の炉底によって、十勝監獄石油倉庫(帯広市指定文化財)などのレンガを焼いていた当時の様子が偲ばれます。明治時代のこうした窯跡が残っているのは、道内では、ここだけといわれる大変貴重な文化遺産です。(平成13年12月 帯広市教育委員会)』と記載され、当時の「登り窯」のイラストが掲載されています。

登り窯
緑が丘公園内には「十勝監獄炊事場」や「十勝監獄窯跡」のレンガに関する2カ所の「遺構(いこう/むかしの土木建築の構造や様式などを知る手掛かりとなる残存物)」があります。緑が丘公園内のレンガ「遺構」を見てまわり「帯広百年記念館」の「十勝監獄」展示コーナーで、「十勝監獄」の展示解説に学んで、116年前の1900(明治33)年に建てられた、十勝最古の構造物の石油倉庫「レンガ」に触れて、時空を超える想像を体験してみるのも楽しいですよ。

屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」
地域文化を楽しんで〝まち〟の〝活性化〟に繋げるためのプレゼンテーションです。
地域資源利活用研究会「ホームページ」を作成しました。本画面上部(メインナビ)「Home」よりご覧頂けます。https://localresources.localinfo.jp/