じゅうだん | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

5月14日には、釧路でエゾヤマザクラが開花し、翌15日には、根室でチシマザクラ開花したそうです。釧路でエゾヤマザクラの開花は、気象庁の全国58カ所の観測地点の最後で、昨年より4日遅く、平年より3日早い開花で、2年ぶりの「遅咲き日本一」になったそうです。根室でチシマザクラの開花は、サクラ前線の終着点として、本年も日本一遅い桜の開花となったそうです。(平成24(2012)年より6年連続)『チシマザクラ/バラ科/別名:エトロフザクラ/特徴:最北地・高地のサクラで、日本列島では最後に咲く。高さ3~5m、太さ10~20cmの落葉広葉樹。幹は根元から分岐、枝が大きく横に張る。/漢字名:千島桜/開花の標準木:桜の開花予想のための標準木は全国的に見るとソメイヨシノが多く、道内ではエゾヤマザクラが多い。根室市だけがチシマザクラ。ミネザクラとは区別不要』(北海道の樹木/佐藤孝夫著/亜璃西社)

『○北海道でもともと生えているサクラ/◆エゾヤマザクラ/北海道の代表的なサクラで、もっとも広く植えられている。花の色が淡い。◆カスミザクラ/エゾヤマザクラよりも1週間ほど遅く咲き、花は白色~淡紅色。◆チシマザクラ/根元から幹が分かれ、枝が横に広がり、高くならない。花は淡紅色~白色が多く、やや小さい。◆ミネザクラ/チシマザクラの分類学上の母種。◆ミネヤマザクラ/開花が遅く、葉が出てから花が咲く。花は小さく、白色。○本州などから持ち込まれた主なサクラ/◆ソメイヨシノ/日本の代表的なサクラ、花は白っぽい。エドヒガンとオオシマザクラの雑種といわれている。◆サトザクラ/園芸的に作り出された多くの品種の総称。通称ヤエデザクラといわれているが、5弁、八重咲き、菊咲きがある。◆シダレザクラ/枝が垂れ下がるのが特徴。※北海道で同じ場所にサクラを植えた場合、チシマザクラがもっとも早く、1日程度遅れてエゾヤマザクラが咲く。ソメイヨシノはエゾヤマザクラより2~3日遅く、カスミザクラでは1週間ほど遅く咲きはじめる。シダレザクラはカスミザクラとほぼ同じ頃で、サトザクラはさらに数日遅くなる。なお、同じ場所のように見えても、それぞれ微妙な条件(日当り、風)によって若干咲く時期が異なることもある。』(北海道の樹木/佐藤孝夫著/亜璃西社)

「桜前線」の縦断を計る開花の標準木は「ヒカンザクラ」「ソメイヨシノ」で、帯広のサクラは「エゾヤマザクラ」根室では「チシマザクラ」です。緑が丘公園を「5月1日」に通り過ぎた「桜前線」も、根室に達して日本列島の縦断を終えたようです。本日の北海道・帯広は、最高気温「21.3 ℃(13:20)」の5月10日(22.2℃)以来、一週間ぶりの「20℃」越えとなりました。天気予報では明日から、しばらくの間「夏日(25℃以上)」の陽気になり、季節も「春」から「初夏」に向かっているようです。


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