生きるとは

また不安定な感情
俺はすぐ寄りかかって迷惑かけてしまう
彼女ともさよならかもしれない

めちゃくちゃしてる俺も悪いが彼女は彼女として大事にしてきたつもりだ
迫られていた同棲とかはいやだったりした気持ちが伝わったのか

とにかく、綻びが出始めている
言い方だったのか
歩くひたすら歩く

仮に別れても彼女候補はたくさんいる
それでも、やはり少し上手くいかないとネガティヴが引き寄せる

ネガティヴな感情は良くない結果を引き寄せる
人間関係でも同じ

休職中は確かにいろんな女性と会った
それが唯一の楽しみだった時期もあり大分有り難かった


休職期間、筋トレも草野球も始めて
ようやく動けるようになってきた
勉強も少し始めた

前に進める準備が少しずつ出来てきた
睡眠薬も飲むのをやめた
早朝覚醒はあるが、入眠は出来てきている
それなのに


彼女への時間はきっちり作ってきたはずだったのに
いつしか良くない方向へ

この天気のように暗い道である
桜は咲いてるのに

もしである
彼女が安定するためのおもりであってくれるなら
俺の心も受け止めてくれるはず

そうでなければ
成長することでしか
また別れがやってくることに変わりはないのかもしれない

桜の木の下
電車道から外れ、さまざまな感情を吐き出すように歩く

今日、新しい街に越した
まだ今後の働く場所は決まらない
こんなはずではと

なんで俺がコソコソ陰にかくれるように引っ越しなきゃならない
医局に荷物を取りに行くのも人目を避けて、早朝に行った

なんで俺が

引っ越し業者は荷物を決められた以上運んでくれずイライラ
電話したのに伝わってないことが多すぎる
引っ越しの日も、伝わってないと言われ値段は上がるわ日にちも2日に分けてになるし
本当にクズ

不動産屋も男の社員が使えない
マニュアル主義でやれ書類書けだの

少し忘れたりしたくらいでなんだかんだ
お前の体面とかどうでもいいんだクソ野郎
その癖仲介料べらぼうに高く取りやがる

無能だ

腹立たしい

彼女はここ23週間会えていない
仕事が忙しいのか休みたいと
俺も草野球やったりはしてるがどうも合わない

今日も会おうと思ったのに会えない
はじめは新しいうちで会う予定だったが新居には連絡したらクソ不動産屋会社が入れないと

彼女の家は汚いからダメと
外でも会えない

メールもだんだんと時間の遅れが出だした
今ではせいぜいお互い1日1回

距離感が出だした

すべては神経症の親のせいなのか

不安症で俺から電話をかけた
なんで電話してきたの
無言時間でほとんど終了

余裕がない
不安症で、それが人間関係に悪循環を及ぼす
こんなことを何回も繰り返してきた

春だというのに

今回の引っ越しは寂しい
追われるように、予定されたものではなかった

ひとりぼっち

今の俺には少しの傷が
大きな傷のように見えてしまう

一生結婚できないんじゃないか

そんな俺に別れはつらい
はじまりの春なのに
さよならの予感を

忘れるようにただ歩く
桜並木は途切れたが
まだ道は続いている

見えない未来は俺の心を曇らせる