ダンチョネ節 | 風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」

元歌は神奈川県の民謡ともいわれているものですが、詳細は知りません。

三浦岬でヨ どんと打つ波はネ
可愛い男のサ 度胸試しダンチョネ

ダンチョネは断腸の思いのダンチョといわれていますが、団長という説も見かけたことがあります。
それがやがて歌詞を変え、兵隊歌として流布していったのかもしれません。

随分と替え歌があって、人によって記憶している歌詞が違うはずです。
僕が「ダンチョネ節」を覚えたのは兵隊歌のほうでしたけど、違う詞も頭にあります。
このように、無数に存在する「ダンチョネ節」

沖の鴎と飛行機乗りは
どこで散るやらネ はてるやらダンチョネ

俺が死ぬ時ハンケチ振って
友よあの娘(彼女)よネ さようならダンチョネ

弾は飛び来るマストは折れる
ここが命のネ 捨てどころダンチョネ

俺が死んだら三途の川で
鬼を集めてネ 相撲とるダンチョネ

飛行機乗りには 娘はやれぬ
やれぬ娘がネ 行きたがる ダンチョネ

先日「舟歌」を上げましたが。ご存知のように、あの歌の中で「ダンチョネ節」が歌われています。

沖の鷗に深酒させてヨ
愛しあの子とヨ 朝寝する ダンチョネ

これは阿久悠の創作に間違いないですね。僕の記憶の中にはない歌詞ですので。
これを見て思い出すものがあるのです。

幕末の志士、高杉晋作の手によるとされる都都逸(どどいつ)
三千世界の鴉(カラス)を殺し、主と朝寝がしてみたい

阿久悠の頭の中には、この都々逸あったはずだと思っています。
でも、個人的には、舟歌の中に「ダンチョネ節」は不要だったと思うひとりです。

あれがなくても素晴らしい歌だからです。

夜更けて寂しくなったなら 歌いだすのさ舟歌を

僕は夜更けて寂しくなるタイプでも、舟歌を歌いだすタイプでもないのですが、「夜更けて寂しくなったなら」という一行が、妙に好きです。

ああそうだ。
沖のカモメに潮時問えば わたしゃ立鳥サ 波に聞けダンチョネ
というのもありました。

時間がないので取っ散らかってます。

再び舟歌

駅ステイション



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