とある、どこかのブロガーのツイートを読んだのですが、これはどうか?
イケハヤ3
ツイッターから画像を切り抜き
イケハヤ4
ツイッターから画像を切り抜き
注意:肖像権があるので、一部、画像を白抜きしています。

実はこれ、ソーシャルレンディングのリスクの説明を求められてのブロガーの回答です。
それが・・・「普通にリンク先見て、自分でリスク判断すればいいんじゃないですかね。」だそうです。
これでは、投資の資質が無いと言われても仕方がありません。
そこで私の方でツイートした所、見事にブロックされました。

ソーシャルレンディングの事例で説明

ここではソーシャルレンディングに的を絞って、私がどうやってリスクを説明しているのかを簡単に紹介します。


個人投資家がそもそも信用リスクの合理的な査定はできない。
したがって、適切な金利は何%にするのが合理的なのか分からない。
だから、年利6.0%~10.0%の利回りでは長期的な利益になるのか分からない。

もう一つは、不正を防ぐ仕組みや資産保全の仕組みが不明であり、業者の善人論に立って投資をするしかなく、それではポンジスキームなどの不正が行われても、それが分かった時点では致命的な損失になっている。

当たり前ですが、商工ローン業者ならば適切な金利を設定して中小企業へお金を貸し出していますが、それは商工ローン業者が信用リスクを取るからなのです。
ソーシャルレンディングでは個人投資家が信用リスクを取っている訳だから、業者が悪質な所や信用リスクの査定が甘い所が出てきてもおかしくありません。

この点を説明できないようならば、その投資ブロガーは信用に値しません。

ブロガーによってはアフィリエイト目的「だけ」の悪質な場合も

これを見抜く方法は、リスクの説明を詳細にできるかどうかを聞いてみるのが一番です。
それができないブロガーならば、単なるアフィリエイト目的「だけ」であって、投資ブログとしての価値は全くありません。

当ブログでは、リスクが分かり易い物に限定している

当ブログで紹介する金融商品は、リスクの性質が分かり易い物に限定しています。
例えば公募型投資信託ならば、投資している証券の値動きや為替レートの変動などによって基準価額の変動があります。
勿論、投資している証券価格が0になる場合もありますが、投資信託レベルでは分散投資がされており、基準価額が0になる事は実務上は無いと考えて良いでしょう。
仮に、基準価額が0になるのならば、日本は終わっていると思われます。

公募型投資信託の場合は信託銀行による資産保全の仕組みが確立されており、安心して投資ができます。
ETFも同様です、ただ、ETFの場合は市場価格と基準価額で乖離が出る事があります。

個別株式も紹介する場合もあります。
その場合は、倒産リスク、減配リスク、株価下落、企業の不祥事などが考えられますが、ある程度の投資経験があれば常識的に分かると思います。
個別銘柄では分散投資(ポートフォリオ運用)で非システマティックリスクを低減させます。

なお、証券会社が倒産しても、分別保管されていれば個別株式、公募投資信託は確実に返還されます。
万が一、それができないタイミングで証券会社が経営破綻した場合は、日本では投資者保護基金、IBではSIPC(Securities Investor Protection Corporation、投資家保護基金)によって資産保全されています。
ですから、証券会社で投資信託や個別株式を買っている場合は、安全性については特に問題はないでしょう。
IBLLC
出所:Interactive Brokers LLCより画像を切り抜き

それに対して、ソーシャルレンディング、ビットコイン、風力発電ファンドなどはリスクが分かりにくく、資産保全の仕組みが不明な為、当ブログでは紹介していません。
注意:儲からないと言う事ではなくて、リスクの性質、資産保全の仕組みが不明である点です。

「XXXXXXXXXXX(リスクあり)」ではどうにもならない

どこかのブロガーさんは、こんなしょぼい説明をしているようですが、本当にリスクを把握しているのか不明ですね。
こんな人は金融商品取引法でも勉強してみる事をオススメします。

私自身だって、金融商品のリスクについては慎重になっています。
投資信託や個別株式をブログで書く場合、必ずリスクを説明したり、仮にリスクが分かっていても、それが普通の投資家の手に負えるのかぐらいは考えています。

この事例では、個別銘柄を挙げています。
次のように説明しています。

注意点
個別銘柄では倒産リスク、減配リスク、為替変動リスクがあります。
ですから、元本保証はありません。
DIAを使っても、減配リスク、為替変動リスクがあります。
個人向け国債も信用リスクはあります。
厳密にはETF価格変動リスク、株価変動リスクもあります。
投資ですから100%の正解はない点はご了承ください。

それに対して(リスクあり)だけを書いておいて、リスクの説明とかちゃんと出来るのでしょうかねぇ・・・

注意:本当はブログを紹介して引用文を付けたい所ですが、それをやると私がそのブロガーへ加担して、アフィリエイト収入を貢ぐ恐れがあります。
ですから、興味があればググってみてくださいね。

応援よろしくお願いします。

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