日経賞のデータ展望です。

まずは阪神競馬場で開催となった2011年を除く、過去9年の結果を見ていきます。
<過去9年(阪神競馬場で開催となった2011年を除く)、好走馬の当日人気>
1着馬 2着馬 3着馬 天候 馬場 出走数
2014 1番人気 10番人気 3番人気 15頭
2013 1番人気 9番人気 7番人気 14頭
2012 12番人気 2番人気 1番人気 14頭
2010 6番人気 4番人気 7番人気 稍重 15頭
2009 4番人気 7番人気 3番人気 14頭
2008 1番人気 3番人気 2番人気 13頭
2007 3番人気 2番人気 1番人気 小雨 14頭
2006 1番人気 6番人気 8番人気 13頭
2005 5番人気 3番人気 2番人気 13頭
※1番人気:赤、2番人気:青、3番人気:黄、4番人気:ピンク、5番人気:緑で色分けしてます。

出走馬の関係もあるとは思いますが、2005年~2008年の比較的堅い印象も、その後は少々荒れ傾向となっています。今年は実績馬が揃った印象なので、比較的堅く決まるのではないかと個人的には思っているんですが、この近年の結果を見ていると、今年も下位人気馬となる穴馬が1頭くらいは絡んできそうな流れがあるのではないでしょうか。


さて本日は穴馬探しです。この9年、当日6番人気以下で好走したのは、全好走馬27頭中9頭。この9頭から注目したい点をみていきます。以下の通りです。
・重賞好走歴
・芝2400m以上のレースで勝利実績
・中山巧者
・長距離血統

の4点です。

ざっくりとなんですが、重賞好走歴芝2400m以上のレースでの勝利実績中山巧者という点は、該当しない馬も少なからずいますので、あればプラスというところで、やはり一番注目したいのは血統面となりますね。

この過去9年、6番人気以下から好走した馬たちは以下の通りです。
2014年10番人気2着:ホッコーブレーヴ
父:マーベラスサンデー、母父:ダンシングブレーヴ

2013年9番人気2着:カポーティスター
父:ハーツクライ

2013年7番人気3着:ムスカテール
父:ヤマノトップガン

2012年12番人気1着:ネコパンチ
母父:ダンシングブレーヴ

2010年6番人気1着:マイネルキッツ
父:チーフベアハート、母父:サッカーボーイ

2010年7番人気3着:トーセンクラウン
父:オペラハウス、母父:ダンシングブレーヴ

2009年7番人気2着:マイネルキッツ
父:チーフベアハート、母父:サッカーボーイ

2006年6番人気2着:ストラタジェム
父:サンデーサイレンス、母父:サドラーズウェルズ

2005年8番人気3着:ブルートルネード
母父:シンボリルドルフ

以上のように、父や母父自身が長距離実績馬、もしくは長距離重賞で活躍している馬を輩出しているというのが、深く掘り下げなくとも、父、母父から読み取れることが分かります。これだけはっきりと傾向が出ていますので、となれば素直にここを狙っていきたいなと思いますね。


今年は、すでにこのレースで好走歴がある有力馬が多く出走しますので、下位人気馬になるであろう馬たちの中で、血統的に注目したいのは…
G人気ブログランキング(※トーセンアルニカでした。)

G人気ブログランキング(※ラブイズブーシェでした。)
の2頭。

実績馬、有力馬が多い中では、実績がない分、見劣りはしますが、共に長距離血統の背景があり、その他、注目した点もある程度はクリアしていますので、現時点での穴馬候補と考えています。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。