おはようございます。

かおりです。

今日のカードを出してみたら、

osho禅タロット【比較】でした。

もう一枚、補足でウェイト版で出してみたら、

【悪魔】のカードが出ました。

『比べられる』って、すごい嫌ですよね。

近いところで言えば、兄弟姉妹。

あと親子でも比べられたり。

私は、三歳上に姉がいますが、

小さい頃から、すごく意識の対象でした。

小さい時は“憧れ”だったんですが、

あるときを境に“ライバル”のような感覚になって、

基準はいつもそこにありました。

『お姉ちゃんに勝ってるか、負けてるか』ですね。

親や友達、学校の先生などに、

『お姉ちゃんはこうだった』とか言われる内容に、

一喜一憂していたかもしれません。

良い評価をもらえると、鼻高々になって、

悪い評価になると『比べないで』と腹が立ったり、

いつの間にか、自分の目指すところが、

『お姉ちゃんに勝つ』になってたような…

でも、それって今考えると何の意味もないような…

お姉ちゃんに勝ったから、負けたからって何なんだろうって思う。

ただ、不自然なまでに『それ』に執着してるだけですね。

その執着心が反発に変わったり、

変なプライドやこだわりから、

本当に自分が望んでいるものが捻じ曲げられたりしてた気がします。

たとえば、『お姉ちゃんと同じ事はしたくない』とか。

たとえ、それがやりたい事だったとしてもね。

先日、下の娘が「あ～、私も○○しとけばよかった～」って言うので、

「なんで、せんかったん」って聞いたら、

「お姉ちゃんと一緒って思われるのが嫌やったから（笑）

でも、やっとけば良かった～」って言ってました。

捻じ曲がった執着やこだわりは【悪魔】の世界ですね。

いつか、そこから抜け出たとき、

『どうしてあんなにこだわってたんだろう…』って感じます。

比べることを嫌悪しながら、

一番執着してるのは、

他ならない自分自身なんでしょうね。

他人と自分を比べたって、

ライバルとして高めあうメリットはあっても、

目の前の壁への解決にはなりません。

その壁を乗り越えるのは、自分のがんばりでしかないから

かおり