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白隠に学ぶ丹田呼吸法

2014年05月24日 | 呼吸法



白隠は江戸中期に活躍した禅僧です。

白隠は15歳で自らの動機で出家しました。そして修行に没頭するあまり、

禅病にかかってしまいます。常に頭がのぼせて手足は氷のように

冷たくなってしまい、夜も眠れない状態が続きました。


どんな方法を用いても病は治らず、ついに白隠は京都に住む白幽仙人を尋ねます。

そこで特殊な瞑想法を学び、それを実行して病を治します。


この法は「内観の秘法」「なんその法」といわれ、白隠禅師は当時鍼灸医薬に見放された

多くの重症患者をこれらの方法で全快に導いたと自ら記しています。

またこの法は禅を修行する人にとっても悟りを開くための手助けとなるそうです。


前のブログ「呼吸法の効用」の追記の欄で紹介しました「呼吸法でがんを克服した方」も

この方法をアレンジされたものを実践されたそうです。


ところで丹田呼吸法丹田ですが、

丹田は、おへその下5cmくらいのところに位置し

そこを活性化させることにより、気力、体力が充実します。

そして生命の力の源であると古来から伝えられています。

丹田を呼吸法などで鍛えるとイライラや「うつ」とは無縁の生活を送れます。

また肌が潤い若返ります。


精神統一で丹田に意識を集中するやり方もありますが

呼吸法と併用したほうが簡単に丹田を活性化することができます。



その丹田呼吸法のやり方をこれからご紹介します。

姿勢は椅子に腰掛けても、仰向けに寝た姿勢でもどちらでもけっこうです。


まずゆっくりと口から息を吐き

その時、意識して丹田のある下腹をへこまします。

自分の体の中の悪いものが出て行くようにイメージしながら

ゆっくりと8秒かけて丹田のある下腹をへこませていきます。


次に鼻から静かに息を吸いながら丹田のある下腹を膨らませていきます。

このとき体の中に元気の源が満ち溢れるようイメージします。

これも8秒かけてゆっくりと

丹田のある下腹を膨らませていきます。


そして8秒間息を止めます。

このとき丹田を中心として体中に光り輝く宇宙エネルギーが

満ち溢れるようにイメージします。


この丹田呼吸法で丹田が活性化されるとイメージしたことを現実化できるようになるそうです。


白隠禅師はこの法を1日千回行ったと言われています。

80を過ぎても老眼にならず、歯も入れ歯ではなかったそうです。

白隠はのちに「生涯、大悟18度、小悟数をしらず」と言い放っています。

ですから、門弟達に対する白隠の姿勢は非常に厳しいものであったそうです。


この白隠禅師の気迫と情熱は、いま尚現在も生き続けています。

そして現代文明の弊害を正してくれる一条の光となっています。

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