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濁流の現場 ビフォーアフター

2018-07-21 | 日記

濁流現場を再訪した。
山中の一庫ダム川(兵庫・川西)。

体温を超える気温の中を歩いた。

汗が噴き出る。

小規模な土砂崩れ跡も散見した。



知人がいう。
「あの頃のテレビは『命にかかわる豪雨です。命を守る行動をしてください』」と連呼していた。今は『命にかかわる猛暑です。十分注意してください」になっている。この国は大丈夫か!」

この国、というより「地球は大丈夫か!」だろう。

ほんの10日前は四日四夜、豪雨が降り続いた。
ノアの箱舟か?と思えた。



今度は7日連続38度超えした京都を筆頭に猛暑日が続く。
40・7度を記録した岐阜・多治見のような熱地獄。

真っ盛りの高校野球地方大会は、プレーボールを朝早く繰り上げた。
応援は自粛。

若者の体力がひ弱になったこともあろう。
高齢化社会に追い討ちかける気象ともいえる。


69年生きてきた。
「気温が命にかかわります」のフレーズは公共放送で聴くことはまずなかった。
熱中症で亡くなり、救急車で搬送される。
災害救援に熱中症対策が加わり、消防士も大変だ。

広島の友人の息子さん二人とも自衛隊員。
呉在住で、自宅も大変なのに、駆り出されているとか。

洪水の後は、アフリカ、インド並みの酷暑。
きっと赤道が上にズレて来ているんでは?と疑う。
台風でも来て雨を降らせて、なんて思えば、被災地には酷過ぎる。

せめて、未開地並みの伝染病が蔓延しないことを祈る。

上の写真は豪雨最中の濁流の様子。
その下は猛暑日続く最中の同じ一庫ダム川を同じ位置から撮影したもの。
渦巻く濁流に、二本の樹木が流されまい、と必死。
硬い岩盤にしっかり足(根)を踏ん張って耐えた。

濁流も自然。
二本の樹木も自然。

自然の脅威と生命力。

ただただ、恐れ入るばかりだ。











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