女子だけど大相撲大好き

さて、まもなく新番付が発表になるので

先に発表されていた新十両を紹介します！

今回は４人とも初めての十両となりフレッシュです

お関取様になるということは

力士にとって特別の感慨があります

一人一人にドラマがあっての新十両です！

ではご紹介

英乃海　（木瀬部屋）

記者会見の様子。新十両の岩崎改め英乃海と師匠の木瀬親方。#sumo pic.twitter.com/yZW1e7Bo8Q

— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2014, 10月 1

本名　　岩崎　拓也

生年月日　平成元年６月１１日（現在２５歳）

出身地　　東京都江戸川区

初土俵　　平成２４年５月場所

今まで本名の岩崎でしたが、新十両にあたって四股名を英乃海にしました

小学校　　葛西白鳥相撲道場
中学校　　葛西区立大道中学相撲部
高校　　　埼玉栄相撲部
大学　　　日大相撲部

と完全なる相撲エリートコースを歩んできています

小学校～中学校では一つ上に千代大龍がいて、

中学校では英乃海の方が強かったようです

高校生では相撲部主将を務め、個人で全国優勝もしてます

大学では一つ上に大喜鵬、常幸龍が一つ下には遠藤がいましたが

大学時代にはタイトルが取れず悔しい気持ちをプロで返したいと思っていたようです

入門から

序ノ口　　７勝全勝　優勝
序二段　　７勝全勝　優勝
三段目　　６勝１敗

三場所でここまで来て順調でしたが

去年（２０１３年）の

１月場所　　幕下３６枚目　　４勝３敗
３月場所　　幕下２８枚目　　３勝４敗
５月場所　　幕下３９枚目　　５勝２敗
７月場所　　幕下２６枚目　　４勝３敗
９月場所　　幕下２０枚目　　４勝３敗
１１月場所　幕下１５枚目　　４勝３敗

という成績で、幕下には定着できましたが

大勝ちは出来ない成績で少し足踏みするような一年でした

しかし、その間にしっかり稽古をしたんでしょうね

今年（２０１４年）に入ってからは

１月場所　　　幕下１２枚目　　４勝３敗
３月場所　　　幕下８枚目　　　４勝３敗
５月場所　　　幕下５枚目　　　３勝４敗
７月場所　　　幕下９枚目　　　６勝１敗
９月場所　　　幕下２枚目　　　６勝１敗

と初めての幕下５枚目以内の十両昇進が濃厚な番付まで

上がった５月場所では負け越してしまったものの

その後は６勝としっかり勝利をもぎ取り新十両です

学生相撲出身ですのである程度出来て当然と思われがちですが

プロの厳しさの中で我慢して稽古を積み上げての十両です

これより上で定着できる力士ですので

関取と幕下を行ったりしたりしないように頑張って欲しいですね

続いて、

琴英光（佐渡ヶ嶽部屋）

新十両昇進が決まった琴恵光。佐渡ケ嶽部屋の前でガッツポーズ！#sumo pic.twitter.com/kmmN3Rsero

— スモートフォン (@azechiazechi) 2014, 10月 1

イケメン琴恵光です


まぁ、イケメン(笑）

本名　　粕谷　充隆

生年月日　平成３年１１月２０日（現在２２歳、九州場所中にお誕生日です）

出身地　　宮城県延岡市

初土俵　　平成１９年３月場所

お祖父さんが元十両の松惠山です

お祖父さんは引退後、宮崎県でちゃんこ屋さんを経営していました

お祖父さんの指導を受けていた染矢さんというかたが

お祖父さんの名前を貰って松恵山相撲道場を昭和４７年に開き

琴恵光も小学生からその道場に通っていたようです

小学４年生の時にお祖父さんが亡くなり

ちゃんこ屋さんはお父さんが継いでいます

その中で遊び程度のわんぱく相撲だったものの

全国ベスト８まで進んでいます

中学生の時は柔道を頑張り、

宮崎県で団体優勝もしています

このまま柔道の特待生で高校に進学して

将来は料理人になって実家を継ぐ気だったようですが

中学３年生次の九州場所（１１月）の佐渡ヶ嶽部屋の稽古見学で

進路を変更！！

１５歳で入門の生え抜きです！

１５歳で角界に入ってからは辛いこともイッパイあったろうなー(>_<)

１５歳～２２歳って何してました？

私は学校行って（たまにサボったけど・・）

なんてことない日々をヘラヘラ過ごしていたな

その間、頑張って稽古して泣いて我慢して

ついに十両ですよー！

入門時は




今の身長・体重は１７６cm、１２５ｋｇだから

３１ｋｇも体重を増加させたんですね(>_<)

辛いことがあっても千葉県の松戸と宮崎の延岡じゃ

簡単には帰れないもんねー

７年間頑張ってついについに新十両なんです！

お祖父さんも天国で自慢してるんだろうなー

佐渡ヶ嶽部屋は琴欧洲親方の指導に

琴奨菊、琴勇輝、数多い力士達と稽古環境はすごくイイです

是非、十両定着できるよう頑張って欲しいですね

続いては

出羽疾風（出羽海部屋）

伝統ある出羽海部屋の看板を背景に、新十両の出羽疾風と出羽海親方。#sumo pic.twitter.com/1U0SuotjZy

— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2014, 10月 1

本名　　鈴木　竜一

生年月日　平成元年１月３１日（現在２５歳）

出身地　　愛知県岡崎市

初土俵　　平成１６年３月場所

出羽海部屋は名門とされていて、

今まで９人の横綱３人の理事長を輩出し

１１の相撲部屋で形成される出羽海一門の本家なんですが

ここ４年間は関取がいませんでした

その中での待望の関取誕生です

関取昇進を確実にした取り組み後花道で

十両土俵で勝ち越した出羽疾風（幕下２枚目）を迎える同部屋の行司木村千鷲。 #sumo pic.twitter.com/kPKgfcP01B

— くるくるおばけ＠ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) 2014, 9月 27

素敵なお出迎えが(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

千鷲さんは出羽疾風が

１５歳で入門してきたときから一緒の部屋でしたので嬉しかったでしょうね

出羽疾風のこの１０年間で色んなことがありました

１５歳で入門してすぐにお父様を肺がんで亡くし

お兄様も事故で亡くなったそうです

実家に電話するとお母さんが

「つらかったら、いつでも帰っておいで」

と言ってくれたそうですが、

かえって耐える気持ちが湧いたようです

辛かったに違いないよね(>_<)

お母さんも不安だったろうしね(>_<)

でも頑張り屋さんの出羽疾風は

通信教育で高校卒業も果たして

今年の７月場所は地元名古屋で

幕下４枚目で４勝３敗と勝ち越しましたが

番付運的に十両昇進を逃してしまいましたが

気持ちを切らさずに９月場所で十両昇進を手に入れました！

コツコツ積み上げてきた１０年間で

関取になれたので是非、花を咲かせて欲しいですね

最後には

輝（高田川部屋）

新十両、達改め輝。身長も１９２センチと大柄で顔もなかなかの男前？これから人気が出るのではないでしょうか。#sumo pic.twitter.com/aWuoTcv1m7

— スモートフォン (@azechiazechi) 2014, 10月 1

本名　　達　綾哉

生年月日　平成６年６月１日（現在２０歳）

出身地　　石川県七尾市

初土俵　　平成２２年３月場所

今まで本名の達（たつ）としていましたが

十両昇進をあたって輝大士に四股名を改めました

かがやき　たいしと読むそうです

「輝きたいしー」とギャルっぽいイントネーションで読むこともできますね(笑）

元横綱の輪島さんと遠縁にあたり

１９３cm　１５０ｋｇと怪物逸ノ城より身長が高いんです

小学校一年生から相撲を始め

中学一年生には１８３cm１０８ｋｇあったそうです

((((；ﾟДﾟ))))

中一で１８３cmって・・・・十分に怪物だよ(笑）

全国都道府県中学選手権で団体と個人で優勝するほどの実力

中学卒業後すぐに角界入り

新弟子検査は中学三年生で

１９３cm　１４５ｋｇ　足のサイズも３２cmと

完全にモンスター級で注目をあつめていました

幕下まではすんなり上がったんですが

幕下で３年間足踏みしてしまい、

伸び悩んだ時に同門の若の里関の付き人にされて

学ぶことも多かったのでしょう

じわじわ頑張って

ここ８場所は全て勝ち越して十両昇進を決めました

私が先日、国技館で出待ちゾーンにいたときに

若の里関と一緒に出てきて

「おめでとう！！」と多くの方に声をかけてもらっていました

体も十分ですし苦労をした分、身に付いたものもたくさんあるはずです

十両昇進で満足しないで上に行って欲しい力士です！


以上が九州場所で十両昇進を決めた四人です

四人上がったということは４人以上幕下に落ちたということなんです

まだ番付が発表されていないんですが

引退が発表された　若荒雄

負け越し５の　　　　旭大星

負け越し３の　　　　明瀬山

怪我に苦しむ　　　　千代の国

同じく怪我に苦しむ　　舛ノ山

この５人が幕下に落ちたと思われます

勝負の世界とはシビアですよね(>_<)

今回昇進した４人がどれだけ頑張れるか

幕下陥落組がどれだけ頑張るのか

九州場所も目が離せませんねーー


ランキング上がってると
嬉しくて二丁投げします

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