恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

ハルくんの独り言(本編5話)その1

2015-03-27 07:45:32 | 吉祥寺恋色デイズ 種村春樹

ハル君ルート本編をハル君目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o

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種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ

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ハルくんの独り言(本編5話)その1

俺と佐々木が計画した課外授業の当日になった。

当たり前だけど、ファザー牧場は動物ばっかりだ。


百花「わっ! ブタだ! 小さいね…まだ子供なのかな?」

佐々木が目を輝かせて子豚たちを覗きこんでいる。

春樹「子豚のレース選手団だって。レースなんてあるのか、ちょっと見たいかも!」

百花「でも、ブタって思ったより可愛いんだね! ちょこまかしてる」

剛史「…食ったらうまそうだな」

ギョッとするような剛史の言葉に話は盛り上がる。

一護は相変わらず佐々木に意地悪を言う。

一護「共食いってやつか?」

百花「どういう意味よ!」

一護「こいつなんかそっくりじゃねーか。挙動不審だし」



一護は昔から佐々木に意地悪するけど、佐々木のことは大好きなんだ。

俺はそんな一護を止めたけど…。

ふと思った。佐々木はそんな一護をどう思っているんだろう?



子豚のレースは意外と楽しかった。
俺は予想を当ててブタのぬいぐるみをもらった。

男がぬいぐるみを持って歩くのは照れくさいし、それを佐々木にあげた。

百花「ありがとう…ふふっ、ほんとに可愛い!」

ぬいぐるみをぎゅっと抱きしめる、佐々木の無邪気な姿がすごく可愛くて…見惚れた。

春樹「…」

百花「ハルくん? どうかした?」


佐々木は不思議そうに俺を見つめた。

その瞳に胸がドクンとなって、俺は慌てて言った。


春樹「いや、一護が言ってたのもわかるなって思って」

百花「え?」


思いついたことをそのまま口走ってしまう。


春樹「佐々木、そのぬいぐるみにそっくり」

百花「え!」


驚いた顔はますますコブタのぬいぐるみにそっくりだ。


春樹「目元とか、ほんと似てる。すげー可愛い」


佐々木は俺がからかってるって思ってるのか半信半疑みたいだ。

俺はちょっと悪ノリしてみる。


春樹「なぁ、試しに『ブー』って言ってみて? 絶対、可愛いから」

百花「や、やっぱりからかってるでしょ!」


真っ赤になってふくれてる佐々木も可愛い。

一護の気持ち…少しわかるかも。


その2につづく



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