恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

牛若丸のりっちゃん

2014-10-31 20:23:56 | イラスト

『プロデュース大作戦!』では剛史くんの直衣姿がでてましたね。

「吉恋のみんなに平安装束をきせよう」は剛史くんに関しては本家のボルテージさんに遅れをとってしまいました。

剛史くんの直衣姿、似合っててとってもかっこよかったです。

それでそのスチルを見てて気づいたんですが、冠(お雛様のお内裏様が被っている帽子みたいなの)が紐で結ばれている!

私が描いてた絵では、冠に紐がついてなかった!

慌ててぐぐった結果、元々は紐はついていなかったらしい…。

横に突き出た棒みたいなのが簪で、結い上げた髷に冠ごと突き刺して固定したものらしい。

ただ、時代が下って、冠に漆を塗るようになって重くなってからは紐でも固定するようになった、と。

だから、紐無しも間違いではないのですが、やはり紐を付けておこうと冠姿の人はみんな修正になった。

と、いうようなわけで、絵はある程度完成しているにも関わらず、修正を繰り返してます。


さて、今日のりっちゃん。牛若丸をイメージした水干姿です。





水干とは狩衣と同じ発祥で、平安時代には庶民の日常着だった。

のちに公家階級も日常着として着るようになったそうです。

鎌倉から室町時代には公家や武家の童形(元服前)の礼装として使われていたとか。

狩衣とかは洗濯しないけど、これは洗濯できるから水の字がついているとも。

水干の裾は上に出さずに、袴の中にいれて着てました。

りっちゃんにはこの水干をぜひ着せてみたかったんだよね。

そして、どうせならと牛若丸にしちゃいました。水干の模様は村上源氏の紋、竜胆紋です。



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