山の介です。
10月14日(土)~15日(日)は「金峰山」と「瑞牆山」のリベンジに行く計画でしたが、前線の停滞でどうやら雨模様。
それなら「乗鞍岳」に行こうと思ったらこっちも雨。
北陸地方だけは14日(土)は晴れ間がある予報だったので近場の低山にハイキングに行きました。
「ブナオ峠」を目指します。標高1,000m以下なのでまだ紅葉は早そうです。
山の中では花を見る事は無さそうなので林道沿いの山野草を撮りながら。
「セキヤノアキチョウジ」かしら?以下も判別には全く自信がありませんが。
「ノコンギク」?
「ヤクシソウ」?
「アキギリ」
まだつぼみ。何の花でしょうか?
9:10 「ブナオ峠」に到着すると15台ほど止まっていて満車。写っている人達は団体さんです。こんな山に何故団体が?
少し戻った道路脇に車を止めて、9:20 登山開始です。
さっそくブナ林のお出迎え。
もう花は咲いていないので撮るとしたらキノコくらい。
美しいブナの森。
ここは標高1,000m以上なのでさすがに色づいて来ています。
「猿ヶ山」までは登りで2時間30分、下りで2時間の道程です。
上を見るとまだまだ盛夏のような葉を茂らすブナの木もありました。
これだけ色づいて来ると楽しめます。
「モリアオガエル」の池。
分からないキノコは採取しませんよ。
さっきより大きめの「モリアオガエル」の池。
「青木兄弟遭難碑」の分岐点までは勾配の少ない歩きやすい道です。
山頂までは5分割した標識があるのでどれだけ進んだか分かります。
この時の気温は13℃、Tシャツ1枚でサクサク行けちゃいます。
約30分ほどで「青木兄弟遭難碑」の分岐点に到着。ここからしばらくは笹がうるさくなります。
足跡も残っていなくてどうやら1番乗りのよう。たくさんの蜘蛛の巣が行く手を阻んで顔や手に何度も何度も。
朝方まで残っていた雨のおかげでかなり下草が濡れています。膝から下はすでにびしょびしょ。
赤い実から落ちる水滴が分かりますよね。
笹薮を抜けると再び美しいブナ林。
東北と違ってどうしても黄色が多くなりますね。
このあたりで「クマ」のウンチを発見。奴らは縄張りを主張する為に登山道上に残して行くんですよね。
ずっと上方でもう1回見かけました。
3/5の「白山」展望台に到着。あいにく「白山」は見えませんでしたが、左から「大門山」「見越し山」「奈良岳」「大笠山」などなど。
山の中腹にかかる層雲も良い感じです。
今年はキノコの当たり年だそうですが、期待した「ナメコ」は少ししか出ていませんでした。5~6本くらいだったかな。採らずに残しておきました。
ブルーサファイアの装飾品。
左手は「金沢平野」。山の端と白い霞の間の所は海です。
たまに赤いのが出て来るとうれしい。
紅葉真っ盛りの山。山頂はあの山のずっと向う、ここからあと1時間くらいです。
だんだん激しくなる身の丈以上の笹薮。
もう登山道の域を越えています。
これがビクトリーロード。
11:30 「猿ヶ山(1,447m)」山頂に到着。コースタイムより20分ほど早く着きました。
「三方山」「袴腰山」への縦走路はここをまっすぐ。
山頂からの展望は周りの木々だけ。
駐車場にあれだけ車が止まっていたのに、ここを訪れたのは後から登って来た「金沢市」在住の男性だけ。
もう少し人が入ってくれると笹薮もうるさくならないのですが。
今年は夏山にほとんど行けなかったのでいろいろ食料が期限間近。
今日のお昼はこれを消化します。
ほとんど食べてしまってから写真を撮るのを忘れている事に気付きました。
たまごスープも。
1時間ほど休憩してから下山です。
今日は昼から晴れる予報だったのですが、だんだんガスが掛かって来ました。
赤色も
黄色も幻想的に見えるからいいですけど。
どんどん標高を下げて来てるのにガスは濃くなるばかり。
映画の1シーンみたいな幻想的な感じでした。
13:55 無事下山完了。
車は半分以下になっていましたね。
帰りに「菅沼合掌集落」近くの「くろば温泉(600円)」で汗を洗って帰ります。
10月も中旬を過ぎると低山ハイクが主流になって来ます。
来週こそお天気は回復して欲しい。
山之介
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