子供の頃、家の前が遊び場だった

ドロジンや缶けり、高鬼や鬼ごっこ

家と家の細い隙間を縫って必死で逃げた

体中にトゲトゲの木の実が付いた

塀の上に登って隣町まで行こうともした

みんな真剣に遊んでいた


ある時、靴飛ばしをやっていた

僕の靴が放物線を描いて木の中に消えた

だけど、どれだけ探しても見つからない

突然、誰かが悲鳴を上げた

ヘビがとぐろを巻いていた

靴がヘビに変身してしまった

疑う者はいなかった

なんと子どもの純粋なことか

僕らは不思議を手に入れた


実は今でも信じている

そろそろ返してくれないかな

お気に入りの靴なんだ





缶けり




細い路地


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