あなたが優秀であればあるほど、

あなたに才能があればあるほど、

悪口や、批判、非難がやってくる。

人は、自分が欲しくても、手にできないものを

持っている人間には、脅威をかんじる。

その脅威や、嫉妬により、自分の精神の

バランスをたもつには、その脅威や、嫉妬を

かんじる人間に、悪口なり、批判なり、

非難というかたちを通して、攻撃せずには

いられないのだ。

すなわち、誰かにたいし、悪口、批判、

非難をした時点で、完全・完璧に、

自分の敗北を認めたことになるのだ。

この真実を知ったならば、悪口も、批判も、

非難も、取るに足らない、どうでもいいもの

であることに気づくだろう。

悪口を言われた時点で、相手はあなたよりも

格下の人間だ。

批判をされた時点で、相手はあなたよりも

格下の人間だ。

非難をされた時点で、相手はあなたよりも

格下の人間だ。

したがって、あなたは、その格下の人間と

同じ次元にいてはならない。

相手の悪口、批判、非難に反応するということは

相手と同じ次元であることになる。

これで、相手のクチから発せられた

悪口、批判、非難も、

あなたが、『受け取らなければ』、

むなしく、相手に返っていくだけである。

悪口、批判、非難も、

あなたが、受け取ってしまえば、

あなたのものとなってしまう、、。

「受け取らなければ、誰のものか？」

そう、あなたが受け取らなければ、

相手のものである。

相手は、自分の発した言葉によって、

勝手に自滅するのだ。

悪口、批判、非難は、実は、

最高のほめ言葉なのである。

相手は、あなたの才能を、あなたの存在を、

脅威をかんじるほど、認めているのだ。

相手は、あなたの才能に、あなたの存在に、

嫉妬するほど、あこがれているのだ。

これで、あなたの才能を、あなたの存在を、

素直に、こころから祝福できる人は、

優秀で、才能のある、あなたと同じ次元の

人間である。

しかし、やはり、才能は、かぎられた人間にしか

与えられていない。

したがって、喉から手がでるほどに才能が

欲しいのに、与えられなかった人間がとる道は、

才能を与えられた人間の悪口をいうこと、

批判すること、非難することしかないのだ。

ゆえに、悪口、批判、非難は、

実は、最高・最大のほめ言葉なのである、、。

しかし、格下の人間の発した、取るに足らない

悪口、批判、非難も、わざわざ受け取ることもない。

ニコリとほほえんで、『受け取ることなく』、

そのまま、きれいに、相手にお返しすればよい。

これが、悪口、批判、非難の、かしこい

 ″ いなし方 ″ である。