人に、アドバイスや助言をする立場の人や、
人を導く人、人の上に立つリーダーなどは、
とにかく、人を動かす「説得力」がなければ
ならないよね。
かんたんに言うと、自分が言っていることを、
自分で実際にやってみせる ″ 実力・勇気 ″ が
なければ、人は動かないっていうこと。
どれだけ立派な理屈でも、
「理屈では人は動かない、動かせない!」
『これはこうやるんだよ』と、やってみせる
だけの実力がなければ、人を動かすような
「説得力」なんか、永遠に持てないよ。
自分が勉強もしていないのに、勉強しなさいって
子供に言ったってやるわけないよ。
子供に勉強させたければ、だまって自分が
勉強するの。自分が勉強をしてみせるの。
要するに、″ 言行一致 ″ ってことだよな。
だから、本を読んで知ったことを雄弁に
語っても、それを実際に自分で、
やってみせることができないならば、
机上の空論だ。言う資格はない!
自分のできないことを、知ったかぶって
言うのは、もっとも恥ずべき行為だよ。
そんなのは、相手からはお見通しだからね。
人は腕力では動かせない。理屈では動かせない。
人を動かすのは、自分の ″ 実力と勇気 ″ だけだよ。
言うからには、「やってみせる」だけの、
実力がなければダメだよ。
人を動かしたいならば、まずは、
自分が「やってみせる」ことだよ。
自分ができないことは言わないこと。
自分ができないことは求めないこと。
これは、超基本、超原則だからな。
人に言う前に、人に求める前に、
はたして、自分はそれを「やってみせる」
ことができるのか?、、と、
キチッと自分を点検することだよ。