● ″当事者意識″ をもつこと。 | たいやき社長、書く。

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私が、お店のメンバーに、″ これ ″ がない人は、

ものにならない!と言い続けていることがあるんだ。



それは、『当事者意識』だよ。



つまり、何でも「自分のこととして考える!」

という成功の大原則のこと。



うちの店ではね、自分はアルバイトだから、

雇われている身だから、ただお店にきて、

ただ自分の時間と労力を売って、

お金さえもらえればそれでいいんだ、、

なんていう他人事の意識じゃあ、ダメなんだよ。



逆の立場になってごらんよ。

自分が雇った人が、頼まれた仕事だけやって、

とにかくお給料さえもらえれば、

それでいいんです、、っていう態度だったら、

どう思う? かなしいよね。



やっぱり、お金を払って雇うからには、

自分と同じように、本気で、真剣に仕事に

のぞんでもらいたいよね。

社長や店長のように、本気で、真剣に

お店のことを考えてほしいよね。



だったら、アルバイトとは言え、

お金をもらうからには、

ただ雇われているだけ、、という他人事の意識

ではいけないことがわかるよね。



もちろん、お金をもらわなくても、

人生、何においても、他人事としてとらえて

いるようでは、何の成長もないし、

何も成すことはできないよ。



必要なものは、何でも自分のこととして

考えるという、『当事者意識』なんだよ。 

当事者意識のない人は、うちの店にはいらないから

他人事の意識でもオッケイですよという場所へ

行けばいい。



何でも、反対の立場、逆の立場、

相手の立場になると、ものごとがよくわかる

ようになる。ものごとがよく見えるようになる。



たとえば、いまの j-popなんかも、

みんな同じような、みんな似たような曲が

多いけど、なぜだと思う?



じゃあ、ここで『当事者意識』をもってごらんよ。



自分がレコード・CD会社の社長だとしてだよ、

CDを出すとなれば、アーティストにお金を

払わなきゃならない。宣伝費用もかかる。

CDの制作費用もかかる。社員にお給料も

払わなきゃならない。



そう考えたら、大きなお金が動くわけだよね。

大きなお金をかけるからには、もう、

絶対に!売れてもらわないとならない。

絶対に売れるものでなければならない。



そうなると、やっぱり、いま売れているものと

同じようなもの、似たようなものを出したく

なるよね? 絶対そうなるはずだよ。



自分が、何百万、何千万という

お金を払う立場となったら、よくわかると

思うけど、同じような曲や、似たような曲を

出さざるをえないのは、つまり、



『失敗がゆるされないから』なんだよ。



いま人気の本なんかもそうだよ、

どれも同じようなことが書いてある本ばかり

出るのは、失敗がゆるされないから。



自分がその会社の社長だと思えば、

その気持ちが、よくわかるだろう。

それが、『当事者意識』というものだよ。



何でも、自分のこととして考えてみると、

ものごとがよくわかるようになるんだよ。

ものごとがよく見えるようになるんだよ。



だから、普段から、何でも自分のこととして

考えるクセをつけることが大事だし、

仕事として、お金をもらうからには、

絶対に!『当事者意識』をもたなきゃ、

いい仕事もできないし、成果もでないよ。



うちの店で働く人には、仕事以前に、この

『当事者意識』というものの重要性、重大性を

自覚させることに重きを置くんだ。



もちろん、仕事だけではなく、プライベートにまで、

各人の ″ 人生にまで根付くように ″ することが

指導者としての力量が問われるところだな。


 ↓ たいやき社長の本。