クルーズ船はミズーリー州のGreenvilleに到着
大きな堤防に町の名前が書かれています。
ここは1926年からの大雨でミシシッピ川の
支流は飽和状態となり、翌1927年には
周辺の堤防が決壊しアメリカ史上最大の洪水
（Great Mississippi Flood）があった地です。
船着き場の高い堤防には街の名前が書かれています。
私の後ろに停泊している船が今回のリバークルーズの
主役のアメリカンクイーン（American Queen）
昔のクラシカルな面影を残す蒸気船です。
船内の様子は又後日ご紹介することして〜
先ずはマップを見ながら街を散策することにしました。
街の中心のメインストリートを真っ直ぐ行くと
間も無く立派な建物のシテーホールが見えて来ました。
そのお隣にはひと際高い塔のカトリック教会
ヨーロッパやアメリカの地方都市では
高い建物と言えば殆どが教会で、町歩きの
目印にもなります。
中に入ってみると女性がいてこの教会の
歴史を説明して来れました。
周囲はステンドグラスがはめ込まれて
絵が見事に浮き上がっています。
旦那様が一人一人の聖人の名前を教えてくれますが
覚える気にならないので、未だに覚えられません。
又そのお隣りはユダヤ教の寺院で、ここには
以前多くのユダヤ人の入植者がいたそうです。
中には入れませんでしが外から見ると
奥行きがある大きな建物です。
次に旦那様が行きたいと希望していた
ヒストリーミュージアムへ。
建物も入り口のかなり立派だったので
どんなミュージアムだろうと入って見ると
古いものが無造作に置かれているだけで
ミュージアムというより只のジャンクショップの様。
それでも古いものが沢山あって旦那様を始め
クルーズで来た乗船客の方々懐かしそうに
見て回っていました。
オヤ、こんな所に日本軍がパールハーバーを
アタックした当時の（1941年12月７日）
新聞を発見しました。
一面に大きく「戦争！」と見出しが出ています。
この新聞ではJapanと書かれていますが、
その後の新聞には全てJAPの文字が入ってました。
こんなデープなデルタ地帯で日本と書かれた
昔の新聞を見るなんて思いもよりませんでした。
この後ランチに行こうと、ミュージアムに
行く途中で見つけた、この牛さんが立っている
レストランへ。
レストラン内には昔の電話機が備え付けられ
ちょっと遊んで見ました。
ア、これ反対に持っていたみたい〜
長い線があるのを耳に当てるんでした〜
でも口元の部分が高い位置にあるので
背の小さな私には背伸びをしながらでないと
声が届かないのかも〜
そしてオーダーしたランチが来ました。
旦那様はこちらのターキーサンドに
フレンチフライ付き。
私は久しぶりにハンバーガーにしたらこんな
巨大な大きさのハンバーガーでした。
特にビーフは上質なお肉を使っているので
とっても美味しかったです。
ランチの後は1927年この周辺一帯が大洪水に
見舞われた様子を紹介した「Flood museum」へ。
小さなミュージアムの中にボートがデ〜ンと
置かれ当時この様なボートで移動していました。
当時は水位が17メートルにも達して145カ所の
堤防が決壊、７つの州では246人が死亡したそうです。
壁にはアメリカのミシシッピ川一帯の地図が
あり、その時の被害にあった様子をビデオで
紹介していました。
この大洪水によってミシシッピ川の流れが
変わってしまってそうです。
これによって大きな堤防が各所に出来ましたが
それでもこの周辺の州では何度も洪水の被害に
見舞われているそうです。
日本でもこれ迄大きな津波や台風、地震の
被害を何度も経験していますが予測が出来ない
自然災害は特に恐ろしいです。
いつも私のブログに訪問頂き、有り難うございます。
貴方のクリックが私のやる気となりますので、
応援宜しくお願い致します。
Please click banners below to help for my blog ranking.
Thank you and big Mahalo
