神麗 魂の 導き神
 宇宙総帥アリヒト

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続き

 ”おいで、おいで”と手招きするのは多分ご先祖か、或いは身内だった方がお迎えにみえているのではないだろうか。

小高い山の麓と云う場所はこれまで居た”怨霊の棲みか”だ。

これまで、おぞろおぞろした場所ばかりを記してきたが、今度は一転して花の咲き乱れる綺麗なところをご紹介する事ができるようになった。

更に、ある怨霊?
 
と云っても良いのか、もう”怨霊”ではないが、花畑の後ろにお百姓さんのようないでたちをしたお年寄りが数人立っている、とも。
 
この様な場所に霊を移すことができるようになったのである。

所謂、新しい死後の世界が覗けるようになったのだ。

”ありがとうございます”の言葉は消え寂しさが募るが致し方ない。

更に死後の世界を臨死体験した方々も”川があり花がいっぱい咲いていた”と何かで聴いたように記憶する。

このお花畑は”普通にお亡くなりになった方”が始めに逝くところのようである。

これも霊能力の向上の一端である。
 
今後の展開をお楽しみに。
 
 

 

さていよいよ本題に入ろう。

どのような怨念があれ程、ご相談者の顔を引きつり不能(ED)となるまでの障害を与えているのだろうか?

恨みの念の深さは、口では言いあらわす事が出来ない程の事だったのだろう。

それも複数の人間が関わりあっているようだ。

底知れぬ怖さを感じる。

それでは、ご相談者のお名前を読みあげ、魂を私の中に呼び込む。

これから入ってくる霊は当然、前世の怨霊に間違いないだろう。
 
 
最初の怨霊

は、前世で斬り殺した侍だった。

 

 


「積(つみ)フカオ、出て来い。積フカオ出て来い」

と呼んでいると早速出てきた。

だが

「・・・?」

出てきたのはいいがやはりダンマリだ。

「積フカオに憑いているモノ、何か喋ってみよ!」

と云うがやはり

「・・・・?」

無言。

念を入れ苦しませなければ話をしようとしない。

それは仕方の無い事だ。

死後、これまで人間界のものと話をする事など皆無だったからだ。

中には人間界に姿をみせ脅す怨霊も居ると言う(幽霊として)が、大半は無関係の人間と話をする事などはない。

それが『おい!・・・』と呼ばれているのだ。

返事のしようが無いのも分かる。
 
がそれでは前に進めない。

そこで、両手で手印を組み頭上に掲げ念をいれる。

とすかさず

「ウッウウウウッワーッ・・・」

と悲鳴があがる。

更に続ける。
 


「ヤヤヤ、ヤメテヤメテクダサイ・・・」

と初めて声を出す。

「お前が返事をしないからだろう。喋れるのか?喋れるのなら喋れ!」

「シャシャ、シャベレル・・・ソソッその前にあなた様のお、お名前をお聞かせくださいませ」

「我の名前か」

「ささようでございます」

「我は宇宙総帥八坂啓二と云うものだ」

「うううちゅそうすいやさかけいじ様ですか?」

「さようじゃ。知っているのか」

「いいいえいえ・・・聴いたような事があるようでございます。ハッキリとは覚えておりません」

「おい、お前は積フカオにとり憑いているものか?」

「ととり憑いているものではございません。関わっているものでございます」

「関わっているものか?」

「さようでございます。」

「お前が積フカオをこのような状態にしているのか?」

「ささようでございます」

「では、先ずお前の前世の仕事から聞こう。前世の仕事はなんだったのか?」

「わ私は侍でございました」

「ではこの積フカオは何をしていたのだ?」

「このものも侍でございます」

「では、なぜお前はこの男にとり憑いているのか?お前はこの積フカオの事は良く知っているのか」

「よ、よく存じております」

「ではこの男の性格を言ってみよ」

性格を聴くのは、前世で本当に知り合いだったのか確認するため。

「この男の性格は・・・この男は単純な男なんです。何でも想いついたら、直ぐ行動に移すのですが、また飽きたら直ぐ諦めるのです。何でもそうなんです。やめるのも早いんです。ですからこの男は何にでも興味は示すのですが、何にしても直ぐ諦める、長続きしないのです」

「そうか、では侍だったという事だな」

「さようでございます」

今、貴方の性格を云いましたね。

如何ですか?
 
とご相談者にお聞きする。

<違うような気がします・・・>

と否定するご相談者。

違いますか?

<はい>

ではもう少し聴いてみてください。

<はい>
 
「おい、今お前の喋った事(性格)とは違う、と云っているが」

「さようでございますか。違うと云う事は本人自体が認めたくないのではないでしょうかネー」

「ではお前がこの男にとり憑いている訳を言え。なぜとり憑いているのだ」

「私はこの積フカオから殺されたのでございます」

「なに、殺されたのか」

「ささようでございます」

「なぜ、殺されたのだ?」

「なぜ、と云うよりもでございますネーこの積フカオは元剣術の指南役だったのでございます」

「剣術の指南役か」
 
続く