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今回は、先に東京で起きたあまりにも惨い事件をとりあげてみた。
可愛げな、5歳の幼児を日常的に虐待していた悪魔のような夫婦。
この鬼畜のような所業をした船戸雄大、優里とは。
夫婦にとり憑いている怨霊。
船戸雄大の前世は乞食。
とり憑いていたのは、前世で殺された同じ乞食。
この乞食が前世で自分の子供を殺された復讐として、実子ではない事を知りながら殺させたと云う。
船戸優理の前世はヤクザものの女房。
とり憑いていたのは、前世の夫。
自分のオンナだから、例え生まれ変わっても女房だから、と言ってとり憑く。
あまりにも悲しい事件だったため、前世でどのような事件を起こしていたのか調べてみた。
次は三人目の怨霊!
「鞭だそ子入って来い。鞭だそ子入って来い」
と呼ぶ。
すると、今度は直ぐ入ってきた。
が一応念を入れて抵抗出来ないようにして話を聞く事にする。
おとなしくなったところで。
「おい、我の云う事を聴くか」
「きき、聞くもなにも、どど、どちらから声が?」
「お前の頭の上じゃ」
「あたまの、頭の、ウオッ、まま、眩しい!うわーっ、眩しい!」
「その光が我じゃ」
「ああ、あなた様、なな、まま」
「今から我の聞く事に応えるかと云っているのだ」
「わわ、わたし、何を突然、突然何を、かか、雷が私の背中に落ちた!ああっかみなり?」
念を入れると、頭上から身体に雷が落ちたような衝撃が貫く。
「雷ではない。それは天罰なのじゃ」
「ああっ、わわ、私がなぜ天罰を受けるのでしょうか?」
「なぜ、天罰を受ける?鞭だそ子を呼び出したら、お前が出てきたのだろう」
「ああっ、わたし、私が出たんですかねー」
「お前が出たから、我とこうやって話をしているのだろう」
「ああっ、そうそうああ、わたし、私憑いていると云うより、ここ、この女に毒を呑まされて、ここ、殺されたのでございます」
「なに、お前も毒を呑まされ殺されたのか」
「ささ、さようでございます」
「お前は男か女か、どっちだ」
「わわ、私は男でございます。」
「お前は前世で何をしていたのだ」
「わわ、わたし前世、私侍でございました」
「では、この女は何をしていたのだ」
「このおんな?この女は私の直属のご家老様の娘でございます。ご家老様のお嬢様でございます」
「家老の娘だったのか」
「皆から、お姫様、お姫様と呼ばれておりました」
「そうか、お前は幾つの時に殺されたのだ」
「私がこいつに殺されたのは20か21だったと想います」
「その時、この女は幾つだったのだ」
「この女は年が23か4だったと想います」
「では、お前より年上だったのか」
「さようでございます」
「ならば、この女は結婚していたのだろう」
「けけ、結婚は、結婚はして・・・いや、前結婚はしておりましたけど、こ、これは未亡人でございましたから」
「未亡人だったのか」
「さ、さようでございます」
「では、お前はこの女と付き合っていたのか」
「付き合っていたと云うより、私の、私の上司、上司のお嬢様ですから、私なんかそう云う方のお嬢様とお付き合いなんか出来ません。それに、私なんかまだ、ペーペーの侍でございますから、ま、まして相手はご家老様のお嬢様でございますから、私たちペーペーはそんなに簡単にお付き合いする事は出来ないのでございます」
「では、なぜお前は殺されたのだ?そしてこの女の性格を云ってみよ。どのような性格をしていたのだ」
「せ、性格でございますか?性格と云うより、私はそれ程知りませんけど、だけど、あのうなんと云いますか、あのう、こう質素な方と云うか、本当に、あのうお侍様のお姫様、そのままの感じでございます。まぁなんと云いますか、お上品と云いますか、なんと云いますか、物凄くこう、気位の高い、私なんかが話しかけても“フンッ”と云うぐらいで滅多に笑顔を出さないのでございます」
「あまり笑わなかったのか」
「さようでございます。ただ“フンフン”と云う感じで、返事をすると云うたら“フンッ”と云う感じでございます。だけどお侍様の上の立場の方のお姫様といったら、このような方が多かったのでございます」
「では、お前とは縁のないものがなぜ毒を呑まされる様な事になったのだ」
「いえいえ、それがひょんな事から私、私はこう、お饅頭をお茶屋に食べに逝っていたのでございます。そうしたらお嬢様とお会いした訳でございます」
「では、この女はお茶屋に一人で饅頭を食べに逝っていたのか」
「一人ではございません。なんかあのうおばあさん、下男のような事をやっているおばあさんとお二人でございました。そ、その時私は、お嬢様ですから、頭は下げるだけでお話は一切しないのですが、向こうはその時ばっかしは私を呼んだのでございます。」
「何と云って呼ばれたのだ」
「いえ、あなたお父上のところで働かれている方ですか?と云われたので、さようでございます。お姫様お久ぶりです。と云ったら、あなた私の事を覚えていてくださりましたわねー、と云われたので、さ、さようでお姫様の事は忘れませんから、一度お会いしたら忘れませんから、と云ったら、この女が(ご相談者)有難うございます。今度是非私の父の元に遊びに来て頂けないでしょうか、と云われ、いえ、そんなご家老様のところに、ご家老様から呼ばれない限り私なんか逝く事はできませんから。と云ったら、いーえ、私がお父上にいいます。私の事を覚えていて頂けた、それだけで私は有難く想っているのでございます。とそう云うから、さようでございますか、じゃ、是非もし宜しかったらおよび下さいませ、と。それは私もご家老様のお屋敷に招かれたと云えば、やっぱし仲間内で、あのご家老様の下におると良いぞ、とか、どこどこのご家老様の下におれば良いぞ、とかが私らペーペーの間では良く話題になっておりますんで、まぁ、こうやってご家老様が私をお引き立て頂けるのだったら、それはもう幸いだと言う事で、私待っていたのでございます。そうしたら、このお姫様の下男が私のところまで知らせに来たのでございます。ご家老様がお呼びだと云って来たのでございます。それで私お城にお饅頭の入った箱を持っていったのでございます。」
続く