セントラルマーケットを後にし、
旧市街をちょこっとだけ周った後、
私達はアール・ヌーヴォー建築群を見に行くことに↓(黄色枠)
ホテルから結構近い場所だということを、この時初めて知った
(●がホテル。前回の記事での地図写真、ホテルの位置を微妙に間違えていました)
なんせ観光本を持っていなかったのでね。
私達の唯一の観光グッズは、ホテルでもらったマップ。
そして、
『ろびまろの歩き方』
ネットで調べたものをただメモしただけのもの
この二つが私達の持つ、リガの情報の全てであった。
さて話は戻し、アール・ヌーヴォーとは何か。
詳しくはこちら↓。
アール・ヌーヴォー(フランス語: Art Nouveau)は、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動。「新しい芸術」を意味する。花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性や、鉄やガラスといった当時の新素材の利用などが特徴。分野としては建築、工芸品、グラフィックデザインなど多岐にわたった。
第一次世界大戦を境に、装飾を否定する低コストなモダンデザインが普及するようになると、アール・デコへの移行が起き、アール・ヌーヴォーは世紀末の退廃的なデザインだとして美術史上もほとんど顧みられなくなった。しかし、1960年代のアメリカ合衆国でアール・ヌーヴォーのリバイバルが起こって以降、その豊かな装飾性、個性的な造形の再評価が進んでおり、新古典主義とモダニズムの架け橋と考えられるようになった。ブリュッセルやリガ歴史地区のアール・ヌーヴォー建築群は世界遺産に指定されている。
(wikipediaより)
ネットでは、「リガの街(今回の旅行先、ラトビアの首都)はとにかく上を見て歩こう」と書かれていたのだが、
その意味は行くとすぐにわかる。
以下の写真はその世界遺産に指定されているアール・ヌーヴォー建築群。
水色の建物
彫刻がまたユニークなものばかり。
両隣にはフクロウ。
なんだかハリーポッターの世界を連想してしまう。
これもまたすごい。
優雅に舞う女性の隣で、絶望の表情の人。
右と左の温度差がなんだか面白かった。
下「俺の頭の上でパン食うなよ…。」
上「だってワシ、会社に遅れそうなんだもん。」
実際は笛っぽいものを吹いている感じ。
もう一つ、別の水色の建物。
何かを訴えている。
ライオンの彫刻、あとはドラゴンの彫刻や鉄でつくられた飾りなどがリガの街では多く見られた。
なんだか弱そう…。
こっちはドラゴン。
この、なんとも言えない表情。
メデューサもいた。
その向かい側にあった建物。
上を拡大。
メデューサに石にされちゃったのかな~、
なんて、勝手にストーリーを考えちゃったりして。
屋根のてっぺんに熊。
猫ちゃんものぞいてる。
けど、その横の彫刻も含め、表情がなんか怖い
支える男たち。
肩と腰にきそうだな~。
固まった…。
アリ○ミンのCMオファーがきそうです。
ここの地区だけでなく、あらゆるところにアール・ヌーヴォー建築が見られる。
本当、下ばかりを見てはもったいない。
上を見て歩くことをお勧めする。
(たまには前も見てね。)
16時半ごろ、ホテルへ一旦戻った。
まだ前日の寝不足も解消されておらず、そして観光の疲れもあり、
とりあえずちょこっと休むことに。
ちょこっと休むはずが、
気づいたら19時ごろ。
2時間以上も寝てしまった。
慌てて起きて、夕飯を食べに外へ。
相方の希望によりホテル近くにあったイタリアンレストラン(帰りに目をつけていたらしい)。
あれ、フレンチだったかな…。
忘れた
サービスのパン。
フォカッチャはふわっふわで美味しかった。
茶色のパンはちょっと酸味がある感じ。
前菜にサラダ。
ベリーとブリーチーズ、ホウレンソウのサラダ。
これがまた相性バッチリ!
家でも真似して作ってみようか、と話しながら、相方と夢中になって食べた。
メイン。
鹿のお肉。
ビーフ。
どちらもやわらかくてとっても美味しかった。
デザート。
私は大好きなクレームブリュレ。
相方は、大好きなチョコレートケーキ。
予想外に贅沢なディナーとなったが、
それでもスウェーデンで食べるよりも半額くらいの値段で食べれたと思う。
物価の安さに驚かされた1日であった。
そうそう、コンビニで買ったこのポテチ。
トマト味。
というより、トマトケチャップ味って感じだったけど、
一度食べるともう、やめられない止まらない、状態。
私は結構好きだったけど、相方には普通だったみたい。
さて、次はいよいよ旧市街についてです。
続く。