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2015年11月14日土曜日

ご趣味は何を?工作を少し…。

土曜日である。何遍も言ってると思うけど常人はお街へ繰り出す。彼女の家に行く。部活仲間と汗を流し、友達と昼食を取り、アルバイトに励む。一方の僕はアルコールストーブづくりに励んでいた。今日、生産的な休日を送ることに成功した。


アルコールストーブとは何か。過去の記事を見ていただけるとおわかりになると思うがまあキャンプ用品である。これさえあればお湯をわかすぐらいなら出来る。この点に何より惹かれたのだ。僕はこう見えてサイクラーである。毎日800mの道を似非ロードバイクでぶっ飛ばすぐらいには嗜んでいる。ちなみに3キロ以上の道のりを走ったのはもう2ヶ月ぐらい前である。10キロ以上走ったことはない。サイクラーである僕はこのアルコールストーブを持ってどこかでカップラーメンでも食べようと空想した。それが2ヶ月ぐらい前の出来事だ。ちなみに言うがもちろん未だ遂行していない。
それではなぜまた新たなストーブを作るに至ったか。それは新しいアルコールストーブを作ればどこかへ行く気になれるのではという願望を叶えるというかそういう風にするため。語彙が貧弱で何一つ伝わらないと思うがそういうことである。


わざわざ雨が降る中、僕は近場の自動販売機へと缶コカコーラを買いに行った。あれよあれよと決まった消費税増税のおかげで慣れ親しんだ120円という文字は消え去り代わりに130円という文字が僕を出迎えてくれた。120円を返せ。消費税が5%になったころきっと先人たちもそのようなことを思ったのだと思うと趣深い。消費税が新たに出てきた時もそう思った先人たちがいると思うとやはり趣深い。これだけで歴史を感じることが出来る僕もきっと趣深い人間ではないかと思う。
家へと戻り僕は戦慄した。よく考えたらコカコーラ(350ml)×2である。700mlである。カロリーは約300キロカロリー。これをどう処理するか。僕は考えていなかった。先見性がなさすぎる。これは引きこもりになるはずだと思った。家族に頼ると思ったが皆いない。捨てるのはもったいないので仕方がなく僕はコーラ一気飲みを試みた。まさに芸人の気分である。どうせならとゲップをせずに寿限無でも歌ってみようと思ったが理性が勝ったためやらなかった。


材料は揃った。あとは実行に移すだけである。なんかもうかったるいので結果的に言うと出来たのは出来た。まだテストをしていないので何とも言えないが出来た。ここまでの道のりは非常に長かった。何一つニッパーだとかコンパスカッターだとかそういう工作系の道具がないため仕方がなくハサミを使い穴を開け、ドリルがないのでキリでグリグリして小さな穴をたくさん開けた。なんでうちにはそういう道具がないんだと呪いに呪いまくった。百均で工具を集めるのもまたいいかもしれない。

出来たアルコールストーブ。
真ん中のどでかい穴にアルコールを注ぎ火をつけるだけでOK。ただアルコールを燃やしてるだけなのではと思うがそれは口にしてはいけないらしい。これを作ったお値段は260円。チタンだとかで作ってるのが3000円近くする中で260円なのは神掛かっていると思う。強い。


作り終え今この記事を書いていると1日ずっとこれをしていたのが非常に馬鹿らしく思えてきた。他の高校生はやはり友達と遊んでいたりする中なんで僕はこんなことを…と物凄く思っている。しかもこれを使う機会が来るのかどうかもわからない。今僕は非常につらい思いをしている。

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