三菱 ミニカ スキッパー | よしぷらぁ

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続栃木発よしくんち!怖~いかみさん、またまた怖~い娘たちに囲まれながらも、何とか生きてる、よっし~日記。あちこちぷらぷら、よしぷらぁ。

 今日は、アリオン号でお出掛けです。行き先の影響もあるだろうけど、針メータの車っていう気分だったんです(笑)。



 っで、行き先は!鹿沼市です。でも、目的地は花木センターではありません。



 花木センターの少し先にある、オラの大好きなおじいちゃんち。おじいちゃんって言っても、血縁関係のあるおじいちゃんではなく、ひょんな事から知り合ったおじいちゃんです。今から10数年前に知り合い、それからというもの、とても親しくさせて頂いています。趣味が合うんですかね~。そのおじいちゃん、クルマ、オーディオ、カメラ、とにかく機械類が大好き!平成元年に某自動車会社を定年退職したんだから、も~80歳をゆうに超えてます。っが、とても元気に毎日、毎日趣味の世界にどっぷりと浸かっています。っで、今日の話は、そのおじいちゃんの愛車の話。そのおじいちゃん、ファーストカーはトヨタ プリウス。ZVW30の現行型、最上級Gグレードの本革シート仕様。80歳超えてハイブリッド乗っちゃうなんて、やっぱ機械類が大好きなんですね。セカンドカーは、ダイハツ ハイゼット。軽トラです。鹿沼の日常生活には欠かせない存在みたいです。そして、今回のネタとなるのがサードカーなんですわ。このサードカーがす~んごく素敵なんだわ。では、エンブレム!



 三菱 ミニカです。昭和47年1月に新車で購入してから42年間、ずっとおじいちゃんと共に歩んで来た、まさに「相棒」です。でも、そのミニカ、普通のミニカじゃないんです。その名も、ミニカ スキッパー!更に、スキッパーん中でも最上級のGTです!!今日もスキッパー眺めて、「コレ、よしくんと同じ歳なんだよな~、ワッハッハッ・・・・・」ってご満悦。ちなみにオラ、昭和46年12月生まれ。スキッパーくんの誕生日とは、一ヶ月違いです(笑)。



 さて、おじいちゃんのスキッパーくんを見てみましょ!当時のナンバープレートが付いた、極上モンよ。何てったって、愛情注がれたワンオーナーカーですもの。所で、昭和49年12月31日までに登録された軽4輪乗用車は小板ナンバープレートの8ナンバーだったんですね。



 スキッパーくんは、ふつうのミニカじゃなく「こしゃくなクーペ」です。流れるようなルーフラインにウィンドウグラフィックが美しいクーペですよ!



 お尻もセクシー!後方視界を確保するためにスクープドウィンドウが設置されていました。プリウスみたいじゃ~ん。こんなデザインは、もちろん日本初。スキッパーって、デザイン的にも相当進んでいたんですね。




 それにしても、このスキッパーくん、綺麗です。当然、42年の間、修復歴なし。ボディに隣の壁が映り込んでいます。



 昭和47年当時のスポーティグレードの定番装備といえばコレ!砲弾型フェンダーミラー!!カッチェ~なぁ。多少色褪せてはいますが、42年の歴史を物語る当時モンです。



 ルーフアンテナも、昭和47年当時、とても斬新でしたね。



 更に、先進的だったのが当時、国産車初のリアフラップ(ガラスハッチ)。ガラスはフレームレス強化ガラスです。おじいちゃん、荷室ちらかってますよ~(笑)。って、今では入手困難なスキッパー純正パーツがゴロゴロしています。



 このホイールも今では、超貴重!合わせホイールです。



 それでは、ボンネットの中を見てみましょ!



 エンヂンは360cc 水冷2サイクル直列2気筒の2G10型(38馬力/7000回転)。おじいちゃん曰く、「力あるぞ~。山の登りじゃ660と同じ位の力はある・・・・・」。それもその筈、ソレックス ツインカーブレーター搭載やん。



 時は12月、外は寒いので、車内に入りましょ。スキッパーくんのインパネです。ハンドルも当時モンです。今のハンドルに比べると、かなり径が大きいですね



 メーターパネルは流石、当時の最上級GTだけあって木目調加飾、タコメーターも装着されています。



 オドメーターを見ると。6,544km。42年間で6,544km?コレ、メーター修理に出した時に、メーターが戻ってしまったみたいで、実走行距離は、約65,000kmです。っつっても42年間で6万5千!走行距離少ないですね。



 タコメーター!それにしても、エンヂン絶好調です。ぷお~ん、ぷお~ん、如何にも、2サイクル直列2気筒って感じの乾いた音がします。



 トランスミッションは4速マニュアルです。シフトブーツは当時モンですね。



 ラヂオも当時モンです。栃木放送をかけて見た所、音がクリアでビックリ。とても聴き易いです。



 スピーカーは、ダッシュボード上部にあります。スピーカーの左側は、フロントデフロスター(曇り取り)。



 そして、驚きの装備が!純正カーステレオ!!カーステレオつっても、カセットデッキじゃなく8トラデッキですぞ。しか~も、その装着位置が普通じゃない。何~んと、運転席の下。新車納車時、さすがのおじいちゃんも驚いたそうです(笑)。



 寒いんで、ヒーターつけましょ!でも操作分からんわ(笑)。プルスイッチを引くとファンが回る仕組みだったんですね。



 ヘッドライトもプルスイッチです。



 そして驚きのスイッチが。ウィンドゥウォッシャー!プシュ、プシュと押し込みながらウォッシャー液を噴射させます。ウォッシャー噴射していたら、スイッチが戻らなくなってしも~たぁ。おじいちゃん曰く、「暫く経てば、元に戻るからだいじ、だいじ」(笑)。



 シートは、洒落た赤と黒のツートーン バケットシート。バケットシートって言っても、今の奴みたいにサイドサポートが張り出してはいないです。



 リヤシートも同じデザインで洒落てます。スクープドウィンドゥのおかげで、後方視界も良好ですね。




 それにしても、内装も綺麗です。昭和47年の個体とは思えないコンディションです。




 ルームランプも付いています。




 そして、オラが大好きなのが、三角窓!エヤコンなんかより気持ちイイ?オラの祖父が乗っていたミニカにも付いていて、入り込む風を感じるのが大好きでした。




 外から見ると、こんな感じ。




 所で、おじいちゃんの悩みのタネ?行きつけではないガソリンスタンドに行った時、スタンドのおにいちゃん、ガソリンを何処から入れていいのか分からなくなってしまい、しどろもどろしてしまうそうなんです。此処が給油口かな?いや~、違います。ここは車内の空気を外にだす通気口です。



 実際の給油口は、ナンバープレートの後ろにあります。




 あと、オモロいな~って思うのが、ジャッキの収納位置。ボンネット内のウィンドゥウォッシャー液タンクの隣にあるんです。



 ジャッキハンドルは、左フェンダー内側に固定されています。




 最後に、このおじいちゃん。いつまでもスキッパーくんに乗れる様、殆どの新品パーツをストックしてあります。三菱のディーラーでも入手困難なパーツが、おじいちゃんちには、ゴロゴロしています。ホント、凄いです。おじいちゃんの、好きなモノに対する愛情と情熱!


 最後に、おじいちゃんの家ん中のオーディオも凄いです。現役稼働の機器たち。βデッキ2台、VHS、S-VHS、D-VHSのビデオカセットデッキ群。更にブルーレイ2台。音響は、5.1チャンネルサラウンドアンプに、スピーカーは全てBOSE!う~、タマラんです。それにしても、80歳を過ぎても、新しいモノを積極的に取り入れ、かつ古いモンも大切にする、このおじいちゃん!まさにオラの趣味のお師匠様です。


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