今日は、珍しく真面目な事を書こうと思います。

真面目と言っても 政治的な話でも ヘイトな話でもなく

親友の喧嘩最強男の話でもしようと思います。


奴とはかれこれ 中学の時からなんで 30年以上の付き合いになる。

最近でこそ よく遊んでいるが 私が 仕事で大阪や岡山に行っている時など

年に1度会うか 合わないかという 時もあった。


それでも 不思議なもので 合わなくても 話さなくても 信頼というか

安心感がある。
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話は 急展開するが 

私は、人生最大のピンチに立たされた事がある。


私は当時 ラーメン屋を経営していて 夢と野望に燃えていた。

そこそこラーメン屋が 軌道に乗ったと思い

次の展開で 「餃子専門店 炎」を オープンさせた。

その 餃子屋は アルバイトが火をつけたまま帰ってしまい

炎上し 次の日の新聞に「ぎょうざや炎 炎上」(語呂がいいね 笑)

とシャレのようなシャレにならんような 記事が載った。

(アルバイトの名誉の為言いたいが 私が安全装置を付けなかったのが悪い)

もちろん これだけでも 十分人生のピンチになるが 

時期が 悪かった。

火事がクリスマス明けの 年末で 

私は、年明け 1月後半に 結婚式を控えていた。

その結婚式が 取りやめになるか 強引にするのか 協議していた。

なかなか 精神的に 追い詰められる話で 心身ともに 疲弊している

矢先 次の事件が起こる。


火事から4日後 なんとか ラーメン屋は営業を再開して

客も切れ 椅子に座っていた。

そこへ 私の父と 知り合いの美容室の店主が 

怒鳴り合いながら 店になだれ込んできた。

事情を聞くと  父が車で 知り合いの 美容室に突っ込み

事故を起こしていた。

その日は、雪が積もり スリップしたようだ

しかし 100パーセント父が悪いのに なぜ怒鳴りあっていたのかというと

「俺は 悪くない 車が悪く リコールだ!」と それは それは ひどい

言い訳をして 知り合いの店主が 怒っていたのだ。


私は、火事 結婚式 事故の3連発で 思考回路が 完全に停止し

大晦日に 高熱を出し 廃人のようになっていた。


そこに 全部を知っている 喧嘩最強男が家に来て

食べる物を 持って来てくれた。

何も話さず テーブルに 食べ物を置いて

一言

「おい 原田 しょげとっても ええけど 

そのままやったら 普通の人と一緒やぞ!」

とだけ 言って帰っていった。


私は その言葉の真意を 考えた。

お前の経験は 確かに大変で乗り越えるのは 難しいかもしれんが

それは 普通の人の話で 

お前は その辺にいる 普通の人と違うやろ!


あいつは 私を 励ますでも 寄り添ってくれるでもなく

たった 一言で 私の魂の火をつけてくれた。


私は 立ち上がり おでこの冷えピタを剥ぎ取り

年明けから 火事の処理 事故処理を 積極的にこなし

結婚式も 無事にあげ 

火事の反省も含め 消防団に入団した。

(事故の店主は 本当にいい人で こちらの事情まで考えてくれ

  本当にスムーズに 話が進んだと思っています。)

よく考えると 人生最大のピンチは 奴のおかげで

1日の高熱で 乗り越えたのでした。

ただ 今 喧嘩最強男と 話すのは

9割がエロトーク0.5割仕事の話で 0.5がキャンプなどの遊びの話

で それ以来 感動話は皆無な 

喧嘩最強男とハラダマサカの話でした。

こんにちは
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今日は この記事を 書いて お腹いっぱいに

なってしまったので 

旅の話は お休みです。

ごめんなさい
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