今回は古い物ご紹介シリーズ。
昭和25年の古い新聞を発見。
小さな広告が可愛らしかったです。
ヱスビー食品の特製ヱスビーカレーの広告。
赤缶カレー粉ですね。
今もあるのでなんだか身近な感じです。
発売開始は1950年(昭和25年)だそうです。
これは11月6日の朝日新聞の夕刊にあった広告。
発売された年の広告でしたね。
「舶来品に優る!」
の文字だけ手書きなのが憎いですね。
赤缶を持ってる男の子も可愛いです。
エスビー食品株式会社ですが、創業は1923年(大正12年)の日賀志屋です。
日本初のカレー粉の製造に成功したそうです。
1930年(昭和5年)に太陽と鳥を図案にしたヒドリ印を商標にしてヒドリ印カレー粉を発売。
翌年には太陽のSUNと鳥のBIRDの頭文字のS&Bを併記して商標にしたそうです。
ちなみに太陽と鳥は「社運が、日が昇る勢いであるように、また鳥が自由に大空をかけめぐるように、自社製品が津々浦々まで行き渡る」という願いが込められているそうです。
1949年(昭和24年)に社名をヱスビー食品株式会社に変更です。
1992年7月から、普段の表記はエスビー食品になりましたが、登記上はヱスビー食品だそうです。
もう一つ、こちらもどうぞ。
春日井製菓の春日井キャラメルと盛田製作所のスチール脱腸帯。
2つ並んでいたので2つとも載せちゃいましたが
気になったのは春日井キャラメル。
「ママの慈悲!」ってまた気になります。
どんなパッケージだったとかどんなキャラメルだったのかなどが
私は分からないのですが、この広告デザインはシンプルなのに目を引きますね。
今はこのキャラメルはありませんが、
春日井製菓はそれなりに全国区な会社じゃないかと思います。
私は愛知県出身で今も愛知県にいるのでとても普通に名古屋の会社である春日井製菓の商品を
色んな所で目にしているのですが
「のどにスッキリ」のシリーズや「ミルクの国」や「グリーン豆」は以前のCMなども覚えています。
「花のくちづけ」とか「ゼリービーンズ」「ちゃいなマーブル」も子供の頃にあったので懐かしいですね。
普通に「ハッカ飴」「黒あめ」などのロングセラーももちろんあります。
「グリーン豆」はワハハ本舗の梅垣さんの鼻から飛ばす豆でもまた知られたのかな。
春日井製菓は1928年(昭和3年)に名古屋市西区に春日井商店として創業。
ちなみに創業者が春日井さんで春日井商店です。
1942年(昭和17年)に春日井製菓有限会社を設立で
1947年(昭和22年)にキャラメルの製造を開始しています。
1948年(昭和23年)に春日井製菓株式会社を設立し、その後どんどん工場が増えていきました。
「ゼリービーンズ」や「ちゃいなマーブル」は1950年(昭和25年)に製造開始だそうで
本当に長い商品なんだとちょっと驚き。
「グリーン豆」(昭和48年)や「黒あめ」(昭和55年)、「ミルクの国」(昭和59年)、「のどにスッキリ」(昭和60年)はだいぶ後な感じですね。
もう十分長いですけど。
ついでに、
笑顔の親子?なんとなくお父さんと子供に見えるのですが
これも気になったのでスチール脱腸帯も見てみたら
今もありますね!
今はスプリング式スチール脱腸帯だそう。
現在、株式会社森田スチール本舗がスチール脱腸帯を出しているので
ここだと思います。
創業はなんとこちらも春日井製菓と同じ1928年(昭和3年)のよう。
創業時が森田製作所だったのでしょうね。
株式会社森田スチール本舗になったのは1964年(昭和39年)だそうです。
今は豊島区駒込にあって、広告の神田鍛治町ではありません。
今回はずっと続いてる所の広告、と思って載せたので
スチール脱腸帯も続いてて良かったです。
ところで、ここの広告も「切らずに治る!」だけ手書き。
当時はキャッチコピーだけ活字でなく手書きでいくのがお決まりだったのでしょうか。
でも、確かにそこだけ全然雰囲気が変わるので変化が付いて目立ちますよね。
面白いです。
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