当ブログのメイン水槽「エーハイム EJ-60」。



なんだかんだで設置から1年以上が経過し、雑な管理者の扱いに耐えるタフな「60規格水槽」なんですが、

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現在はいろいろあって、その体内に大量の「濁り水」を抱えており、非常に困った状態となっています。

なんとかこの状態を脱するため、様々な取り組みを行っていますが、

(→濁った水槽に「マシジミ」を迎え入れる

その対策の一つとして、この水槽に、隔離箱「サテライトS」の長期的な設置が必要となってきました。

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しかし、サテライトは「外掛け式」のため、取り付けるには水槽の蓋を外さなければなりません。

Image1

通常、60水槽の蓋は前後2枚組みですが、取り付けのために1つでも外せば半面はフルオープン。

飛び出しっ気の多いおサカナさんを多数抱える当ブログの状況では、なるべく水槽の開放面積は少なくしたいところです。

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近場のお店を巡って条件に合うような適度なサイズの蓋を探しましたが見つからず。

仕方がないので「自作」することにしました。

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素材はアクリル板、「アクリサンデーEX板」。

アクリサンデーEX板
材質:アクリル樹脂 色:透明 サイズ:320x545ミリ 厚み:3ミリ 比重:1.19 燃焼性:可燃性 連続使用温度:-40~70℃

厚さ3mm、寸法は320×545mm。

自作といっても、このアクリル板を素材の魅力を最大限に活かしてカットするだけです。

Image2^

60規格水槽なので奥行きは300mmですが、ガラス厚(6mm)と蓋受けの厚み(1~2mm程度)を考慮して、奥行きを素材の320mmから285mmになるように加工します。

横幅は素材の545mmのまま、加工なし。

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アクリルカッターを使って、

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鉛筆で下書きした線に沿って、ひたすら板をガリガリ。

ある程度削り取ったら、

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パキッと割って作業終了。

今回カットするのは奥行きの1辺だけなので、あっというまですがこれで完成。

Image3

最終寸法は予定通りの285×545mm。

横幅が足りずに隙間が空いてしまいますが、今回はこの「隙間」が必要。

そのスペースに、外部フィルターの「パイプ類」と「サテライトS」がおさまります。

中央には照明が乗っかるので、これでとりあえずは開放面積が最小限に抑えられました。

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実際に乗せてみるとこのような感じに。(↑)

前後4点の蓋受けで支える形ですが、適度に厚みもあるので、かなりしっかりした様子。

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「パイプ類」と「サテライトS」も丁度よく(ギリギリ)収まります。

ただし、ちゃんと収まるかどうかは設置する器具のサイズによるので、自作する場合は要確認です。

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アクリル板の連続使用温度が「70度まで」とあったので、熱源の照明はリフトさせて(蓋から離して)設置しましたが、

Image4

それでも端がわずかに反り上がります。

3mmも厚みがあれば大丈夫だろうと思っていたのですが、実際は大丈夫ではないようです。

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ただ、「反り」はもう仕方がないものとして、設置に支障が出るレベルになるまではこのまま使ってみたいと思います。

既製品なら文句の一つも言いたくなりますが、このへんは自作ならではの「妥協」と「納得」です。



オルファ Pカッター 205B プラ板用 L型 OLFA アクリル 塩ビ 硬質プラスチック カッターナイフ
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