春一番が観測された九州北部。
昨日は気温が上昇し、久し振りに暖かい風が吹いた。
山の雪解けも進んだことであろう・・・寂しい気持ちの方が強い。
天候は曇り空・・・近場の山にでも行こう。
難所ヶ滝の氷瀑は残っているだろうか?
午前10時に昭和の森に到着し、難所ヶ滝を目指した。
小つららは、意外に良い状態を保っていた。
これなら大つららも期待出来そうだ。
登山道は凍結箇所もある為、慎重に進む。
大つららは解けている部分もあるが、思ったより氷が残っていてた。
週間天気予報では、期待出来そうな寒波が無い。
春は近いのだろうか・・・もう一度くらい山に大雪を期待したい。
今日は青空が期待出来ないので早々に宝満山へ向かった。
縦走路は、凍結状態の場所が多く残っていた。
宝満山の頂に到着。
ほぼ無風状態。これなら岩陰等に隠れて食事をしなくても大丈夫そうだ。
福岡市方面↓
先には英彦山が良く見える。
雲海が英彦山を際立たせていた。
この眺望なら英彦山まで行けば良かったと思った。
背振山も白く見える。福岡市の西にある山は、まだ登ったことがない。
いつかは登りに行きたい。
宝満山の山頂にある岩の上から撮影↓
宝満山と来たら、この岩に登らないとね!
薄っすらともやがかかり、幻想的に見える。
撮影が終わり岩から降りると・・・単独の外国人が寄ってきた!?
私と目が合ったので挨拶をすると・・・
流暢な日本語で太宰府駅に行ける道を尋ねてきた。
太宰府駅へ下る道?てことは、どこから登ってきたんだと思い、
尋ねると・・・
彰子岳バス停から昭和の森経由で難所ヶ滝まで来たが、そこから誤って三郡山に行ってしまい、
そこで迷い・・・難所ヶ滝まで戻り・・・宝満山まで来た様子。
既に4時間以上歩いていると笑いながら言っていた。
笑える距離ではない・・・
一昨日は背振山に登り、雪がすごかったと言っていた。
パワフルである!
正面登山道を下り、竈神社まで行けば太宰府駅に行くバスがあると案内した。
神社は素晴らしい?と聞いてきたので、もちろんと答えた。
外国人と別れた後、誰もいない山頂でセルフタイマー・・・
視線の先は英彦山を見ています!
この岩の上でカップラーメンを食べた後、下山開始。
今日は、未踏の宇美新道経由で無事に昭和の森に到着。
ここのところ英彦山を登る機会が多かった影響もあると思うが、
宝満山から見える英彦山の山容がとても印象的であった。
霊山に相応しい山容の英彦山は、200名山に選ばれている山であることを改めて認識した。
本日の軌跡↓