■投資競馬では真っ先に「法務リスク」を考慮すべき

投資競馬で大事なのは、

的中率でも回収率でもなく、

「法務リスク」への対処が大事ですね(*^-^*)


昔から投資競馬をやってる人間にしてみれば、

競馬の税金のグレーな部分は、考慮済の話ですが、

最近、こんな事件などもあり、

一般にも話題になりましたねー(´･ω･｀)

競馬で30億円配当に巨額の追徴課税の件



■高配当狙いのシステムで投資競馬はできない

よって、高配当狙いのシステムで投資競馬を行うのは、

難しいということです(;O;)


というのも・・・

①：10レースで100円づつ買い、
　　1レースで10倍が的中する

②：10レースで100円づつ買い
　　5レースで2倍が的中する

これはどちらも「回収率：１００％」となり、

一見同じように見えますが、

①は的中した1レースの購入額のみ経費扱いになるので、

900円が課税対象になり、一方②では、課税対象は500円のみとなり、

課税対象額が大きく変わってしまうためです(;´･ω･)


システムを構築してみるとわかるのですが、

高配当狙いのロジックにした方が、

統計的に回収率が高くなることが多いので、

固めの配当が多いシステムを敬遠する人がいますが、

これは税金や法務リスクが見えていない典型です(;^ω^)


「１億しか利益出てないのに、数億の税金を請求されてしまう・・」

ということになりかねません( ﾟДﾟ)



■基本は固めのシステム使い、一時所得特別控除内の運用とする

基本的には、的中率を優先させた固めのシステムを使い、

一時所得特別控除枠内の運用とすることが望ましいです。

所得税法第34条


もちろん永続性、反復性があり、営利性・事業性があれば、

雑所得として認められる可能性もありますし、

そうでなくても、数百万程度までの利益なら

税務署もそこまで目くじらを立てないかもしれません。

（裁判になってるのは億レベルですねー(;^ω^)）


それでも、裁判判例上、明暗が分かれている部分もあり、

リスクが存在するのは確かです(;´Д｀)

やはり、運用は一時所得特別控除枠までとし、

超えてしまった場合は、きちんと確定申告することが大事です。


ちなみに、私もこのように少額での運用としてます(*^-^*)
競馬 K-PIXシステム よく当たる 本日のメイン予想 2015/2/1

これは一時所得特別控除枠に収まるように、

収支をコントロールしているためです。


また、私の場合は自分の予想ロジックの一部をソフトにしています。

つまり、投資競馬の利益には限度があることをふまえ、

ソフト・商材の販売で補っているわけですねー(∩´∀｀)∩


▼統計解析買い目選定オリジナルソフト「K-PIXシステム」▼
統計解析買い目選定オリジナルソフト「K-PIXシステム」
　　うちで予想公開してるソフトになります(*^-^*)
　　（ブログではメインレースの予想のみ公開しています）

▼モンテカルロ方式購入金額計算ソフト▼
モンテカルロ方式購入金額計算ソフト
　　モンテカルロ理論は上記のとおり、計算が少しめんどうなところがありますが、
　　本ソフトは、単位当たりの購入額を指定して、ボタンを押していくだけで、
　　簡単に現在の購入金額を計算・表示してくれます(∩´∀｀)∩
　　また、EXCELですので、開催をまたいでも数式を保存しておくことが可能です。
　　ボタンを押すとEXCELを自動保存しますので、保存し忘れることもありません。



■投資競馬は卒業していくもの

以上のように、投資競馬の利益には限度があるということです(;^ω^)

富裕層の方々が競馬に投資しないのは、

例えば、海外事業進出に法的リスクマネジメントが必要なのと同様、

「法務リスク」を加味したリターンを計算しているからですね(*^-^*)



ですので、投資競馬で利益を上げたら、

投資額を増やしていくのではなく、

株・先物などの、投資・課税ルールが明確な商品に

利益分を移していくことが大事です(*^-^*)