あなたは人とうまく話すことが
できるでしょうか。


なかなかイエスと言える人は
それほどいないと思います。

私もそんなに得意な方では
ありません。


うまく話そうとして、
バーっと言ってしまう。

数分もしないうちに、
会話の引き出しはすでに空っぽ。

気づけば、
「何を話したらいいんだろう」
とオロオロしている。

結局、会話が続かなくなり
お互い気まずくなる。


こんな経験、1回くらいは
あるのではないでしょうか。


こうしたことで、
自信を無くすことがあります。

「人とうまく話すこともできないのか」

と。

結構、ショックでかいですからね。

仕方のないことかもしれません。


こういった時、気がつくと、
自分が一方的にしゃべっている
ということがあります。

よく、
「会話はキャッチボール」
なんて言いますよね。


仮に、今回の状況を
キャッチボールに
当てはめてみましょう。


もし、あなたが
一方的に話している場合、
相手に向かって、足元にある、
かごいっぱいに入ったボールを
かごがカラになるまで投げ続ける
というような状態になります。

相手はずっとあなたが投げた球を
捕り続けるということになります。

これって、
お互い疲れますよね。

ペースも単調ですし。

まず間違いなく、
楽しくはないでしょう。


では、
どうすればいいか。


それは、
相手の話をよく「聴く」ことです。


「聞く」ではなく
「聴く」にしたのは
理由があります。


その理由は、
勝手に耳に入ってくるのか、
自分から意識して耳を傾けているか、
の差です。

言い換えれば、
その人に興味があるかどうか
ということです。


会話を楽しむのであれば、
お互いがリラックスできれば
いいですよね。

それには自分と共通点はないかとか、
ペースを合わせるというのが
結構重要です。


こういったことを見つけるには、
相手を知ろうとする姿勢が必要です。

ぼーっとしていても、
残念ながら、何も進展しません。

ですので、意識的に相手の話に
注意する必要が出てくるのです。


これを行うには、
きちんと自分のことを知っておく
必要があります。


自分の長所、短所、
好きなこと、嫌いなこと、
趣味、好みの異性のタイプ、
価値観など。

そもそも、
自分のことを話せないと、
会話になりませんからね。


自分のことを知ろうとする時、
自信がこれっぽっちもないと、
会話の材料をうまく見つけることが
できないということが起こりえます。

マイナス面だけ見つかったところで
そんな話聞きたくはないですからね。


あなたも聞きたくないでしょう。

不満や愚痴だけの話なんて。


なので、人と会話をするときは、
まず自分のプラス面を言えるぐらいの
少しの自信が必要です。

それさえあれば、あとは、
相手との共通点を探す、
ペースを合わせるなどをして
距離を縮めていきましょう。


くれぐれも、
自分の球ばかり投げないように
気をつけてくださいね。

相手があって、
初めて会話というものは
成立しますので。


焦らないで
少しづつやっていきましょうね。





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